華子
1年以上前
萩尾望都の「11人いる」に、成人するまではその性別が決まらない。という登場人物がいたのですが、よくよく考えると、オメガバースっぽい。
萩尾望都ってやっぱり凄いですね。
それは置いておいて、このオメガ・メガエラは、昨今流行りのオメガバースを独自の解釈と昭和レトロな世界観で描いた作品です。
端的に言えば、子供を産めずに蔑まれるオメガ(男性)が、一流アルファ家系を乗っ取ろうと策略し、それに翻弄されるオメガ(少年)の愛憎劇。
1ページ目から、いや、もう表紙から昼ドラばりのドロドロ感。
ぬるい恋愛物語では物足りない。そんな方に、ぜひ読んで頂きたい。
ITANが休刊になったそうで、連載が危ぶまれていたようですが、デジタルでの連載が決まり一安心。
今、一番続きが気になる漫画です。