名無し
1年以上前
原作を知らないのでなんとも言えないのですが次回のネームを見る限りサービス紳士の執着度合いが普通はありえなくて現実離れしてる感を感じます。SNSで知り合った娘の見ず知らずのおじさんの要求に親が応じるとは思えなくて。親としてはそんなやつは変なやつだから関わるなど注意するのが普通かもしれません。でもきっといつか気持ちよく作品としてすとんと落ちることを期待して読みたいと思います。昔ながらのクリーニング店はとても懐かしく思いました。高級ホテルの対応もよくわかります。この作品がどの世代向きなのかが不明なので大きく話題にならない要因かもしれませんね。他業種のプロの意識を垣間見えると言う意味では興味があります。カンナちゃんが可愛く描かれてますし作画は好きです。特にクリーニング屋さんなんて想像ではかけないし、実際そんなお店を見ることができて別の意味で貴重な漫画だと思います。これからの展開でサービス紳士の上から目線を覆す成長をカンナが現実女子校レベルで成し遂げる痛快展開を期待しています。このジャンルの漫画は万人に受けるとは思えないので御社の新たなる挑戦だと思って今後も読んで見たいと思います。そしてアピール活動ももっとされたほうがいいと思います。色々とんん?と思うことはあります。特に皆さんの仰るとおりのその場しのぎのサービスは後々苦情につながります。誰に対しても公平でクオリティを保ったサービスことが信頼になると思います。まだカンナちゃんは試行錯誤なのでJKとしては何かを変えたいという意欲が感じられるので今後の展開でその問題点が解決されればいろんな業界のサービスのあり方を知るいいきっかけになる漫画と思います。頑張ってください。
影絵が趣味
影絵が趣味
1年以上前
手塚治虫キャラを使ったパロディギャグ漫画で世に出た田中圭一が手塚治虫文化賞を受賞してしまったという皮肉はひとまず置いておいて、それどころか、この『うつヌケ』という漫画の主題である鬱という病気のこともひとまず置いておきたいと思います。 というのは、この漫画が単なる鬱病のひとの処方箋となるべく手に取ってもらいたい本という以上に、もっと普遍的に感動的なストーリー漫画であるからだと思うからです。ストーリー漫画というのは、手塚治虫いらい数々の漫画家によって描かれ、無数の大人子供を熱中させてきた、あのストーリー漫画に他なりません。 この漫画は単なる病気への処置を促す書物という以上に、もっと肯定的で出鱈目なパワーに満ち溢れた感動的なストーリー漫画であると思うのです。田中圭一のストーリー漫画としての資質は前作の漫画家2世をインタビューする『ペンと箸』のときからすでにあらわれていたと思います、あの連載に涙したひとは少なくないのではないでしょうか。そして今作、あの忌々しい鬱という病気が、手塚治虫の『火の鳥』にでてくるムーピーを彷彿とさせるキャラとして描かれている。しかも、それぞれの短編の主人公が鬱を抜けるとき、あの丸っこいキャラとして描かれた鬱なるものを抱いたり突いたりして愛ででやるのです。そのときどきに、鬱でもないじぶんもつい目頭が熱くなってしまうのです。
たか
たか
1年以上前
別にこの漫画面白いとか思ってねーし。心の中でキメェとか思いつつ子ども向けアニメを見て、すっかりハマってしまう気持ちがわかっ...るわけねーだろ!! ズブズブ女児アニメにハマっていく強面の不良高校生とかマジだせぇし。その不良DKを支えようと頑張る爽やか男性新米教師(オタク)との絡みに萌えたりしねーし。作中に出てくるモブの細やかな裏設定とか全然面白くねぇし。しかもそのモブもGL・BL・ほのぼの家族をカバーしていて、「作者は一体何者なんだ...!?」って感心したりしてねーからな!! アニメを見たあと2ページにわたって、学校にいながら頭の中でずっとそのアニメについて難癖つけてる大石がまじウケるぜ。こいつもうすでにハマってやがる...!  ...とまあ、このような感じで、読後は大石くんの10代らしい素直になれないツンツンしたノリが移ってしまいます。大石くんかわいいよ、大石くん。ちなみに作中ではたびたびコメディ漫画らしからぬ描き文字が登場したり、爽やか教師・うっちーの表情が邪悪になったり猥褻になったりと、本筋に関係ない見どころも多いです。  大石くんとアニメの付き合い方、先生や友達とのふれあいを見てると心がほかほかしてくるので、ぜひ笑って癒やされたいときに読んでください。