2019年にベビモフで連載が始まり、Dモーニングに移行して2021年7月に完結。
9月発売の3巻が最終巻となる『人の息子』。
主な内容や感想に関しては他の方のクチコミを見ていただくとして、ここでは少し違う視点で作品を紹介します。
高嶺くんの里親となり幸せにしてあげたいと奮闘する『あさひ先生』こと鈴木旭。
1話では「そういえば先生 泣き虫だったね」という高嶺くんのセリフがあります。
鈴木は全22話でどれくらい泣いているのか?読み返してみました。
◯1巻
1話 高嶺くんとの面会時、また後日ハムラーメンを振舞った時に泣いている。
2話 泣いていない。
3話 重松さんの優しさに触れて、その後高嶺くんの「ずっと一緒にいたいな」に泣いている。
4話 泣いていない。泣いたのは鈴木母。
5話 泣いていない。泣いたのは回想中の鈴木父。
6話 泣いていない。泣いたのは高嶺。
7話 泣いていない。泣いたのは高嶺。
◯2巻
8話 重松さんの優しさに泣いている。エノスイでお土産を買うときも少々。
9話 泣いていない。
10話 秋山さんの援護に泣いている。
11話 泣いていない。
12話 泣いていない。(読者は泣いたかも)
13話 泣いていない。泣いたのは高嶺。
◯3巻
14話 泣いていない。
15話 泣いていない。
16話 泣いていない。
17話 自動心理司さんにお任せできず涙目。
18話 泣いていない。
19話 微妙。高嶺の卒園証書を見て泣いているかも?
20話 泣いていない。
21話 泣いている。(読者も泣くわ)
最終話 高嶺を送り出す際に泣いている。(こんなん泣くわ)
読み返してみると確かにちょくちょく泣いてはいますが、そこまで泣き虫でもないんですよね。
特に後半は泣く頻度が落ちていて、里親としてしっかりしたんだな、しっかりしなくちゃいけなかったんだな…と感じさせられます。
そんな『人の息子』全3巻、是非是非オススメです。