『言葉遊戯』…それは神様から与えられた「ひらがな」1文字を用いた異能力で戦う≪命を賭けた遊び≫。参加者が最後の1人になるまで殺し合い、勝者には“この世からなにかを消せる権利”が与えられる――。主人公・笹原紡は正義感と口だけは一人前の高校2年生、彼の日常は突如として終わりを告げた…。“舌斬り”というバラバラ殺人を繰り返す通り魔に幼なじみ・星塚一子の命を奪われてしまった。その死の事実を消し去る唯一の方法は、『言葉遊戯』で最後の1人まで生き抜くこと。そして彼に与えられた「ひらがな」はまさかの≪ん≫。特別な能力を得た紡は、無限に刃物を創り出す殺人鬼や金属を自由自在に操る女子高生など、異常者が集う戦いに挑む事を決意する!! ――大切なものを取り戻すために、常識を捨てることはできますか?――言葉で物理的に戦う異能力デスゲーム開幕!!
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狼ミツに育てられた少年、野生命知狼(やお・いちろう)。その野生のカンを買われて、郷田コンツェルンの村雨列火・竜子親娘にファミコン戦士としてスカウトされる。狼との別れで東京行きをシブる命知狼に、郷田社長はミツを誘拐してファミコントーナメントへの出場を迫る。しかし郷田社長への復讐のため、命知狼は東京に残ってトーナメントに出場を決意する。その前門として、待ち受けていたのは、村雨の因縁のライバルでもあったファミプロNo.1の熊田剣吾の息子である熊田力也。命を捧げたミツの送った狼魂で力也を破った命知狼の前には、郷田ファミコン道場東京本部で鍛えられた特待生中のトップクラスである地獄の穴・四天王。その名も虎尾ゲン、鷲見ツトム、猿田ススム・カケル兄弟。ウルフと呼ばれるようになった命知狼と四天王は東京予選で激しい戦いを繰り広げる。
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猫姫を救い出すために魔天城の武芸大会に出場した三毛猫丸。しかし魔力を持つ妖魔たちはみんな手強かった。しかし猫丸は百倍帯、猫術、竜神剣の秘密兵器を最大限に活かして「猫車」という必殺技を生み出し、準決勝で最強敵の鬼門ヤズーを倒す。決勝で猫丸に立ちはだかるのは、中国の武術・掌臨寺拳法の最後の継承者である陳拳神。「掌破」なる衝撃波は、競技場である城すら吹っ飛ばしかねない破壊力。しかし猫丸は敵の教えである「剣だけでは勝てない」を逆手に取って勝利。遂に猫丸は武芸大会の勝利者として、羅紗王に天魔城に妖魔騎士の称号を受けるために招かれる。その夜は羅紗王と猫姫の婚礼の宴が開かれていたので、猫股半兵衛、剛勇斎、猫丸は猫姫奪還に動く。五重塔に猫姫を連れて逃げた羅紗王を追う猫丸たちには、妖魔羽衣が立ちはだかる。