まんがタイムの感想・レビュー16件ハートウォーミングコメディわらいだね 大澄剛starstarstarstar_borderstar_borderカイ町内では超有名だけど全国的には売れないお笑い芸人のお父さん そんなお父さんがめちゃくちゃ恥ずかしくて大嫌いな反抗期真っ只中の小4男児 ギャグが面白いわけじゃないんだけど、場を和ませようとするお父さんに釣られて笑顔になっちゃう 笑うことって大切だね自虐と自慢、起承転結のバランスが良いローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづきさいろくさすが「まんがタイム」基本は4コマですが、起承転結が巧み。 しぞーかご当地マンガであるかのように始まったと思ったら盛大にアレがないコレがないここが酷いここがこんだけ遅れてる、と主人公のOL目線での静岡へのダメ出し。。。 と思いきや、東京から左遷された29歳江戸っ子サラリーマン目線での静岡おもしろ話や、ツッコまずにいられない良い塩梅の展開が本当によく出来ているなーと感心させられます。 別にこれ読んで静岡いってみたい!ってならないけど、静岡面白いなとは思うことでしょう。 川で3つに分かれてる(西部・中部・東部)とか、それぞれ取れる海産物が異なるとか全然知らない豆知識がイイ。「奈良マジエモい部」、私も入りたい #1巻応援まほろば小町ハルヒノさん ユウキレイ兎来栄寿現住所は東京ですが、魂は奈良県民なので全力で推したい作品がこちら。 「倭まほろば郷土研究部」、通称「奈良マジエモい部」の活動を通して、奈良の歴史や現在の見どころ、名産やグルメなどを楽しく知ることのできる4コママンガです。 ヒロインの春日大社の神鹿が化けた姿であるハルヒノさんは、ウマ娘ならぬシカ娘といった風情(不敬)。普通の人には人間にしか見えないハルヒノさんですが、東京から転校シてきた主人公の中西ちあきくんにだけは本来の姿に見えてしまうところからふたりの少し特別な関係性も始まりほんのりほんのり進展していきます。 最初は基本を押さえて奈良公園や東大寺などの超有名どころから始まりつつ、ならまちミジンコブンコのスパイスカレーなど近年人気のスポットも登場。 「斑鳩、明日香、吉野もお薦めだぞ」 と、私の故郷である吉野を推してくれるハルヒノさん、推せます。 十津川の谷瀬の吊り橋は高さ54mで全長は300m近く風の強い日には渡るのもかなり怖いですがDQウォークでもランドマークに指定されたところで迫力満点ですし、1巻後半でフィーチャーされる洞川は街全体が昔ながらの温泉街の独特の雰囲気が強く漂っていて素晴らしいですし、作中で描かれる面不動鍾乳洞はRPGのダンジョンのような風情もあってライトアップは綺麗ですし何よりそこに辿り着くために乗るトロッコが非日常感満載で楽しいところなので、ぜひ一度観光に行ってみて欲しいですね(饒舌早口)。 4コママンガですが、1ページまるまる使ったワイドタイプであり背景がかなり精緻なので、舞台探訪欲を掻き立てられます。実際に現地に行ってみたら、ほぼ同じ景色が広がっているので感動することでしょう。 1300年の歴史を身をもって知るハルヒノさんがガイドしてくれる奈良紀行は、とても豊かで楽しい学びです。逆に、そんなハルヒノさんが現代文化に触れるときのギャップの面白さも良い感じで描かれています。 魂が奈良県にある方には問答無用で、そうでない一般の方にも日本の歴史や文化が詰まった作品として推せますし、また奈良に旅行に行く際にはお供として携えていって欲しい作品です。 なお、単行本巻末にはおまけとしてかわいさマシマシなハルヒノさんらの初期デザイン案が載っていますが、個人的には現行のカッコよ美しさマシマシなハルヒノさんがより好きです。お姉さんに憧れる妹気質 #1巻応援秘密のお姉さん養成ノート トフ子あうしぃ@カワイイマンガとてもポジティブさに溢れる作品で、吹き出し笑いしながら明るい気持ちになれました。 主人公は隣の幼女の〈憧れのお姉さん〉になりたい!という動機から、周囲のステキなお姉様達を観察し始める……というか、割と直接聞いている! 明るさ、素直さ、真っ直ぐさと強いフェチズムで貪欲に学び、果敢に挑戦して失敗し、グイグイ攻める様子はちょっとアホっぽいけど、周囲のお姉様達も、私も次第に絆されてしまいます。 この人、基本的に妹気質だと思うんですよね。ほっとけないというか、可愛がりたくなるというか。特に真面目で厳しい主任は意外とダメな子好きで、主人公へのデレ具合が良い! お姉さんぶったり妹のように慕ったりを繰り返す流れのどこを切り取っても笑いとトキメキしかない、最高の社会人百合コメディ誕生! (恋愛は今のところなさそう) キャラのイラストの可愛さとストーリーのギャップ!魔法少女まどか☆マギカ Magica Quartet ハノカゲstarstarstarstarstarこめつぶ絵がかわいい!という印象から入ると結構ダークな展開や描写が多く、ギャップを感じる漫画! 中学生の至って普通のまどかが突然魔法界のキュウべえと出会い、魔法少女となる。キュウべえも見た目可愛いペットみないなのに、頭がキレて、悪い奴め、、、という感情が後々湧いてきます! でも、キュウべえのセリフはなぜか説得力があり刺さる。語術にかかる気分ですね。 戦うシーンから生まれた「マミる」というワードの意味が分かるまでひとまず読んで欲しい!3話まではまず一気にいっちゃって欲しいです! 心は読めるが空気は読めないテレパス皆葉と読めない彼女 諸田トモエサミアドまんがタイムで3年間連載され ハッピーエンドを迎えた作品です。他人の心の声が聞こえる主人公 皆葉はヒロイン・矢ヶ崎の声だけ全く聞こえない。いったいなぜ?というミステリ…ではなくハートフルコメディ。 単行本発売はありません。芳文社さん? テレパス能力を持つ主人公ですが性格はお人好し&ド天然。困った人を見つけては助けに駆けつけ、遅刻しても言い訳せずに怒られる不器用男。他人の秘密を一方的に知る能力を嫌っていますが、ヒロインは皆葉を全面的に信頼。『素敵な能力』と肯定します。 家族以外と距離をとっていた皆葉ですがヒロインとの交流で徐々に変わっていきます。 しかし元々の性格と人付き合い経験の少なさから空気読みレベルが低く、相手の考えている事が解るにもかかわらず超解釈で空回りする事が多々あり面白いです。 設定は普通ですが登場人物が可愛く魅力的で、特にヒロインが超可愛いです。 安定の ほのぼのストーリーで気軽に読める良い4コマ。カラーイラストも綺麗。 恋愛面ではヒロイン1強なのでその点も安心。 でも単行本は出ません。芳文社さん? 現在ニコニコ漫画で全話読めますが 公開終了後は作者さんがツイッターに全話掲載してKindle出版を考えているそうです。 芳文社さん?いつもそこに、アートと笑顔があった(最終巻オビより)GA 芸術科アートデザインクラス きゆづきさとこサミアド『G.A.(ギャラクシーエンジェル)』ではなく 『GA(芸術科アートデザインクラス)』 楽しい学園生活4コマです。 芸術トリビア、芸術あるあるネタ、コントみたいな掛け合い、予測不能な展開、豊富なネタや伏線、癒し系のオチなど見所いっぱい。 イラストレーターでもある作者さんの彩色イラストは超綺麗で 美術系作品という事もあり遊び心が満載。 『棺担ぎのクロ。~懐中旅話~』の淡い絵も良いですが 個人的にはGAの ポップで元気でカラフルなイラストが好みです。 単行本はオマケ4コマが収録されていて 裏表紙やカバー下も面白いです。 そしてカラーページはカラーで収録!豪華!芳文社偉い!!良くやった!!! 不思議ロボ:キョージュ みんなの姉貴分(同学年):ナミコさん 爆才(災)ロリータ:ノダ 名前不詳の俺っ娘:トモカネ 地味だけど実は中心:二月ちゃん の主人公5人は勿論、 先生達や途中加入の美術部メンバーも個性的な良いキャラばかり。 凄腕作家が魅力的なキャラクターを素敵に描いた面白漫画 それがGA ! 基本的にアシスタント無しで1人作業だったそうです。こだわり凄い。 注意点。 ネタが詰め込まれているので字が小さく、電子書籍では読みにくい部分があります。 キャラが多く人間関係や伏線を覚えている前提のネタもあるため、いきなり途中だけ読んでも?になる可能性があります。 セリフや絵で全てを説明せず、4コマのタイトルやそれまでの流れから『察してください』的ネタもあるので、漫画を読み慣れない人にはわかりにくい話があるかもしれません。 きらら系の目が大きいキャラに抵抗感がある人にはとっつきにくいかも…。 色々書きましたがド名作です。コメディとして面白いし、アートしてるし、この漫画らしい余韻を残した爽やかなラスト。未読の方にオススメしたい大好きな作品です。 ※完結後に発売された画集も大満足の内容です。 栃木の右だよ! 魅力度ランキングドベ常連茨城ご当地マンガ #1巻応援茨城ってどこにあるんですか? 真枝アキ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。本当に遠吠えしてるローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづきたか「地元から一度も出ずに結婚して子供がいる同級生」に対する冷たい描写が多くてはじめはちょっとビックリしました。 主人公・りん子のもの言いは地元が全然好きじゃない自分にとっては小気味よくもあり、でもその言葉の裏には仕事も結婚も東京でなにも成せなかったことへの負い目があってまさにUターン者の遠吠え……!だから愛せる。 楽しい静岡ローカルネタに、アラサーなら誰でも感じるような地元とキャリアと結婚への葛藤みたいなのが随所に入っててクセになります。 東京での仕事に疲れ地元静岡にUターンしてきたクソ真面目主人公・りん子と、東京から左遷されてきたゆる〜い男・雲春。恋愛至上主義で可愛いだけで人生渡ってる桐島。元モデルの卵・水馬。元超絶ブラック企業勤務のハッチ…。 濃いキャラたちが織りなす人間関係が面白い…! ハッチの目に光が戻る日は来るのだろうか…。 りん子の実家がスナックだと知った雲春が、りん子に「実家が水商売で驚いた?」と聞かれて「そんなことよりイルカ(の味噌煮)!」って言うとこ好きです。可愛くていつまでも読んでいたい!ヒツジの執事 ナントカぺそ※ネタバレを含むクチコミです。 工業高校がカワイイ…だと…?ハルソラ行進曲 そとあうしぃ@カワイイマンガこちらの作品、工業高校が舞台なのだが、男子がほぼ出てこない。汗臭くもなければ、あんまり油臭くもない……工業高校を舞台にした、カワイイ学校生活物。 意外とリアルだな、と思うのは、工業高校に入る人が皆、物作り大好き!とかではないところ。 ●物作りガチ勢の若乃は技術はあるが、物作りが好きすぎて暴走。余計なことをする。 ●強い吹奏楽部に入るために学校を選んだやなぎは、部活以外はポンコツ。 ●就職に有利そうだと学校を選んだ朱莉は実は男子が苦手。どうしてここを選んだ…… ●ふんわりお嬢様のサヤは機械大好き。そして朱莉との距離が近い百合担当。 一年生の四人は、実習からPCまで工業のエッセンスを広く浅く学ぶ。マニアックな事は出てこないが、色々な事が出来そうな夢が広がるのが楽しい。 一方部活については、四人は様々。熱心に吹奏楽部に打ち込むやなぎ。水泳部を作ろうとする朱莉と、彼女を支えるサヤ。部活はいいやと物作りの事ばかり考える若乃。それぞれの方向に頑張りながら、互いを応援し合う四人はとてもいい感じ。 一年生の終わりで、それぞれの進路選択をするまでの全二巻。工業高校らしさもカワイさに変換し、何とな〜く工業高校が楽しげに見えてくる作品として、男女問わずおすすめしたい。東京は遠きにありて想うものローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづき名無し「負け犬の遠吠え」という言葉からは あまりいい印象を受けない。 その点でこの「ローカル女子の遠吠え」という題名は 上手いネーミングだな、と思った。 「田舎女子の遠吠え」とか「静岡女子の遠吠え」では 田舎や静岡の人から怒られれそうだし。 とあるイチ・ローカル出身女子の話ですよ、と チョットだけネタ対象をぼかしたわけだが、 どうせ一読すれば「静岡かよ!」と ディスり対象は丸判りで、それで問題はないし。 (いや、静岡をディスって良いと言う意味ではないが) 逆に静岡ディスりをもっと前面に出すのであれば 「シゾーカ女子の遠吠え」でも良かったかなとも思うが(笑) 私は「ローカル女子の遠吠え」を読んで、 瀬戸口先生って都会と地方、東京と静岡の 比較感覚とかギャグセンスも含めてリアルだと思い、 眼の付け所とかバランスとかいいなあ、と思いました。 はい、私も静岡県出身です。 子供のころはゴールデン・ウィークは茶摘ばかりで ほとんど遊びになど行けませんでした。 GWに遊びに行けない不幸?とかその他とかで、 私も子供のころは、やはり田舎はメンドクサイ、 都会はいいだろうな、とは想ったりしたわけです。 しかし現実には都会は便利で娯楽も多いけれど お金と時間の両方に余裕があるならば楽しめる、 という面が大きい。 その点、田舎は収入や娯楽は少なくても、 適度に生活を成り立たせて暮らす余裕は確保しやすい。 なので静岡の特徴的なところを 「それが普通」と思えば苦にはならんし、 「そこが良い」と思えば楽しくもなるのですよね。 その辺について主人公の有野りん子さんは 東京生活で疲れて静岡に戻りながらも 東京全否定でも静岡全肯定でも、その真逆でもないスタンスで、 静岡の独特なところを、りん子さんの独特な思考回路で 実感して見つめなおして評価します。やや自虐的に。 その流れとか結論とかが面白すぎる(笑) 漫画ですし、りん子さんがそういうキャラだから 面白いのだからこの漫画はそれでいいしそれがいい。 リアルでは静岡に限らずそれぞれの地方のローカル民は 東京とか都会はいいなあと言いつつ、 地元の独自性を自虐ネタにして笑って生活している 人が多いんじゃないかと思いますけれどね。 都会ではないけど田舎でもないでもやっぱり都会ではない静岡漫画!ローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづき名無し静岡にUターンしてきたバリバリ女子、都会生まれで静岡にやってきたアラサー男、色々なキャラで4コマ落ちするゆるい漫画です 静岡…すみません、ピンときません!のぞみ止まらないので! 正直駅に降り立ったことはないのでほとんど知らない土地ですね、、 「さわやか」のハンバーグは食べて見たいですね〜 作中でも出てきます 多分地元の人間なら静岡あるある 県外の人間なら、静岡ってそんな感じなんだ〜と思えることでしょう… 生きている人間がいるペンとチョコレート ねむようこにわかめっちゃ面白かった。 ねむようこ作品はキャラにすごい惹き込まれることが多いんだけど、この作品もまさにそれ。なんというかただのキャラクターじゃなくて、本当にこういう世界が存在していて、生きているんじゃないかって信じられる。 主人公のフタバの真面目なのにどこかちゃっかりしてて、でもそんな自分に嫌悪感を覚えたり、冷蔵庫にバレンタインの余りのチョコを見つけて無邪気に喜んじゃったり、漫画に対する情熱を持ちながらも怠惰でいたい気持ちもあったり、最初はこき下ろしてた秋元さんの手の中骨が気になっちゃったり。様々な感情を持ちながら、ブレながら生きているのがいい。「こういうキャラです」って一言でいえない。そういうところに強い魅力を感じる。 最後はすごい駆け足というか、時間が飛んじゃったのだけが残念だった。「きららマギカ」や多数のスピンオフ群……すべてはここから始まった魔法少女まどか☆マギカ Magica Quartet ハノカゲmampuku あの空前の大ヒットからもうすぐ8年が経とうとしているのか……。アニメのBlu-rayが記録的な売れ方をして(ちなみにDVDの記録ホルダーは不動の「エヴァ」)内容も衝撃的に面白かったんでこりゃあとんでもない作品が出てきたって感じでした。その後売り上げ記録は「ラブライブ!」に破られることになるのですが、このあたりからアニメの大ヒットと「社会現象」って言葉が結び付けられるようになりましたね。 このコミカライズ版もまどマギブームのさなか猛烈に品薄状態でした。近隣の書店を探し回りましたw コミカライズをどんな人が描いてるかでオリジナルアニメ作品の期待度が図れる、、とは必ずしも言えないところですが、矢吹健太朗氏の「ダーリン・イン・ザ・フランキス」や、昨今の劇場版アニメの漫画化などと比べるとかなり見劣りするコミック版「まどマギ」。当時はまさにダークホース的な雰囲気でしたが、シリーズ連載を続けていくうちにめきめきと腕を上げていくハノカゲ先生には、なぜか見ていて胸が熱くなる思いがしました。面白い!はるみねーしょん 大沖かずら萌え系4コマ誌に描かれているけどまったく萌えません! でも、起承転結しっかりしてて面白いです! さぁ読んで「すげえ」って言ってみよう!
町内では超有名だけど全国的には売れないお笑い芸人のお父さん そんなお父さんがめちゃくちゃ恥ずかしくて大嫌いな反抗期真っ只中の小4男児 ギャグが面白いわけじゃないんだけど、場を和ませようとするお父さんに釣られて笑顔になっちゃう 笑うことって大切だね