月刊ガンガンJOKERの感想・レビュー85件<<1234>>性癖の鈍器で殴られ、世界観に嵌っていく死神のラメント 青辺マヒトsogor25「性癖の鈍器でぶん殴られる覚悟はよろしいですか??」と望月淳さんが帯に書かれてるけど、性癖の鈍器でダウンを取られた後にぎっちり作り込まれた世界観に飲み込まれるという恐ろしく懐の深い作品。 「性癖~」の言わんとすることはモチロン分かるけど、そもそもが上質なダークファンタジーの土台の上に成り立ってるので性癖が刺さらなくても十分面白い。というかそんなニッチな攻め方をせずとも、もっとド真ん中ストレートにファンタジー好きに推していける作品だと思う。「亜獣譚」「魔女と野獣」「この愛は、異端。」のような、一癖あるファンタジーが好きならたまらない作品のはず。 真面目なストーリーの考察をすると、多分だけどグレゴールに必要なのはストルゲーではなくエロスじゃないのか…もし当たってたなら、それに気付いた時グレゴールはエンデをどうするのか。その瞬間に最も性癖が爆発する気がする。 余談ですが、『死神のラメント』巻末のspecial thanksにアシスタントとして「さんさん桜」のくらのさんの名前がありましたが、そう言えば作品の雰囲気は全然違うけどなんかキャラクターに共通点がある気がしますねぇ。。。 1巻まで読了。「アカメ」作者による待望の新作怪人麗嬢 田代哲也mampuku「アカメが斬る!」作画の田代哲也氏による完全オリジナルの新作。前作は終盤へ向かうにつれ元から高かった画力がどんどん洗練されていったのが見応えでしたが、今作では初回からバトルに美少女にと発揮されまくりです。 「アカメ」もただのバトルファンタジーじゃないユニークな作風だなという印象がありましたが、あれは実は作画担当の田代氏のセンスによるところも大きかったのではと今になって思います。 前作の二人の主人公・タクミとアカメはどちらも「ド硬派」でストーリーもストイックなダークヒーローによる懲悪モノでした。今回は打って変わって軟弱でドスケベな少年が主人公。ただし、美少女度とグロ度は増しています。HSLハッピーシュガーライフ 鍵空とみやきJuno※ネタバレを含むクチコミです。クレイジーサイコバイセクシャル美少女とイカれた仲間たちハッピーシュガーライフ 鍵空とみやきmampuku スクエニらしい、初回から2段3段構えのバッチリすぎる掴み。このサービス精神は素晴らしいといつも感じます。 クレイジーサイコバイセクシャルな主人公が幼い女の子を自室(?)に囲う話。「私の少年」と同じ未成年の略取と誘拐ですね。聡子もさとちゃんも優しいお姉さんではあるのですが、さとちゃんの方は「愛する人」との生活を脅かす外敵を排するためには脅迫やその他の犯罪をも厭わない、というかなり病んだ且つスリリングな作風となっています。 そういうことなので、表紙の表情はこんなですが、決して虐待して監禁……というような話ではないです(今後そのようにエスカレートしていく可能性も否定はできませんが……それに甘やかしまくりとはいえ児童を軟禁状態なわけですからこの時点で虐待ともあるいは言えそうです)いずれにしても愛が重すぎるのはホラーですけど、これほどの人心掌握の鬼が相手だとあっさりやられてしまいそうですw 表紙の絵に釣られて買っても大丈夫な漫画ですメイのメイデン レルシー ガクキリオmampuku 主人公の少女・メイの身体を目当てに卑劣なギャンブルを仕掛けてくる男たちを片っ端から返り討ちにしていく話。賭ケグルイのセクシー版みたいな感じですかね。可愛くて強いヒロインが見たい人におススメ(蛇喰夢子さんが可愛くないと言ってるわけではない) 現状、基本的に「負けたら終わり」な勝負を続けているので逆に言えば「どうせ負けることはないな」と思えてしまう。勝負の緊張感という意味では今のところ賭ケグルイに軍配が上がるか。あとどちらも狂人が主人公なので、影の薄いワトソン役を置いてるが、どうせなら彼らにも活躍の見せ場が欲しい。ありそうでなかったタイプのミステリー遺書、公開。 陽東太郎名無し人気者の自殺、スクールカーストとそれにまつわる歪んだ人間関係を巡る暗いミステリー。 デスゲームぽい出だしであーまたかと思ってたけど思ったよりグイグイ読ませてきて面白かったです。 表紙が紙版と電子書籍で違うみたい。個人的に電子書籍版の表紙が好きかな。ミステリー好きなら読んでみて下さい。かわいい!賭ケグルイ 河本ほむら 尚村透としと夢子のかわいさと強さと変態具合がすき! 早すぎた虫バトルアラクニド 村田真哉 いふじシンセンmampuku ヤングガンガンで続いてる「キャタピラー」のスピンオフ元です。テラフォーマーズが流行るずっと前からやってた虫擬人化バトルですが、まぁテラフォーマーズは上手くやりましたねw その代わりこちらは息の長い作品になってます。 テイスト的にはバキとか、あとはホーリーランドにも似た能書きバトルですね。手に汗握るよりもへぇ〜のほうが多いかも笑 ゴキブリちゃんがいかにもゴキもとい三下って感じで可愛いです。絵がきれいヴァニタスの手記 望月淳名無し絵がきれいで、本のないようもおもしろい。とても絵が好み賭ケグルイ 河本ほむら 尚村透Kagunekoとても絵が好みで、ギャンブルについてなのでとてもべんきょうになると思います。 そして極上のケモミミ漫画でもある恨み来、恋、恨み恋。 秋タカmampuku猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですw双(石直球)賭ケグルイ双 河本ほむら 斎木桂mampuku 「賭ケグルイ」本編は変態同士のマジキチ変顔バトルといった様相である一方、前日譚にあたる外伝の主人公・金髪ツインテールこと早乙女ちゃんは(比較的)人間らしいキャラクターで、作品内では珍しく庶民育ち。もうこっちが本編でいいんじゃないか・・・ ときにカッコよくときに無様で、本気で悔しがる姿が最高にキュートな早乙女ちゃん、、本編序盤で夢子にぶち転がされた後もしぶとく活躍する彼女をこれからも末永く見守りたい実写化決定!一週間フレンズ。 葉月抹茶猫http://natalie.mu/comic/news/163548 進撃もあの花の実写もあまりよくなかった・・・。 けど、一週間フレンズの実写化は世界観をちゃんと理解して、 原作の良さを実現して欲しいなぁ! <<1234>>
「性癖の鈍器でぶん殴られる覚悟はよろしいですか??」と望月淳さんが帯に書かれてるけど、性癖の鈍器でダウンを取られた後にぎっちり作り込まれた世界観に飲み込まれるという恐ろしく懐の深い作品。 「性癖~」の言わんとすることはモチロン分かるけど、そもそもが上質なダークファンタジーの土台の上に成り立ってるので性癖が刺さらなくても十分面白い。というかそんなニッチな攻め方をせずとも、もっとド真ん中ストレートにファンタジー好きに推していける作品だと思う。「亜獣譚」「魔女と野獣」「この愛は、異端。」のような、一癖あるファンタジーが好きならたまらない作品のはず。 真面目なストーリーの考察をすると、多分だけどグレゴールに必要なのはストルゲーではなくエロスじゃないのか…もし当たってたなら、それに気付いた時グレゴールはエンデをどうするのか。その瞬間に最も性癖が爆発する気がする。 余談ですが、『死神のラメント』巻末のspecial thanksにアシスタントとして「さんさん桜」のくらのさんの名前がありましたが、そう言えば作品の雰囲気は全然違うけどなんかキャラクターに共通点がある気がしますねぇ。。。 1巻まで読了。