キン肉マン

キン肉マン初心者講座

キン肉マン ゆでたまご
toyoneko
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キン肉マンの完璧超人始祖編アニメが始まりました 大変すばらしい出来なのですが、 キン肉マンって割とハードルが高いので、初心者講座と題して、少し解説します ★ かつて「キン肉マン」が大好きだったけど、新しく再開したこのシリーズは読んでないな…という方へ 読みましょう。というかアニメを見ましょう EDを見るだけでも、どれだけの超クオリティか分かりますので、まずはこちらをドウゾ https://youtu.be/u0dgneH1D_4?si=V5yVPSqqGm1xNiZh あと、昔のねとらぼの記事もよかったので、こちらもドウゾ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1712/29/news003.html ★ 「キン肉マン」?昔の漫画でしょう。ちょっと気になるけど、よく分からないな…という方へ まずは基礎知識。「キン肉マン」は、黄金期の週刊少年ジャンプに連載された、ヒーローバトル漫画です 一時代を築いた超ヒット作品です。当時の男子小学生はみんな大好きだった(はず) 長期連載の末、大人気のままに完結。コミックは36巻までが発売されました その後、少し時間をあけてプレイボーイにて「キン肉マン二世」が連載されたあと(タイトルどおりの「二世」モノ)、短編集(37巻)が発売されたのち、何と旧シリーズの「キン肉マン」の「続き」がweb連載で始まりました これが「完璧超人始祖編」であり、コミックでいうと38巻~60巻がこれにあたります 「完璧超人始祖編」は、旧シリーズの「キン肉マン」の続きなので、旧シリーズを読んでおくと、とても楽しめます…が、正直言うと、今さら旧シリーズの「キン肉マン」を読むのは、あまりおすすめしません いや、読んでもいいのですが、旧シリーズの「キン肉マン」ってもともとわりと低年齢向けの作品でして、小学生が読む分には良いのですが、マンバ読者が今さら読んだときに面白いかというと、まぁ、たぶん面白くないです というか私も、子どもの頃にアニメを見ていた記憶はあるのですが、漫画は読んでなかったので、大学生の頃に漫画版のキン肉マンを読んだら、「なんかこれはちょっと違うな…」と思って、途中で読むのを辞めたことがあります(その後、相当後になってから再読) とはいえ、全然基礎知識が無い状態で完璧超人始祖編を読んだり、アニメを見るのは、ちょっと勿体ない その場合、とりあえず、完璧超人始祖編(アニメ)の第0話を視聴しておくのが良いかと思います 旧シリーズのストーリーが、比較的わかりやすくまとまっています ただ、少々端折りすぎていて、初めて見る人にはわかりにくいかも その場合、公式が配信している「3分でわかるキン肉マン」シリーズが、 短いながらもかなり詳しくまとまっていて、おすすめです(ただしまだ途中まで) https://youtu.be/-kTkQL7uHP4?si=dXqwHuNCzndwJ0yt 次に、「キン肉マン」の魅力について これはいろんな意見があるところだと思いますし、そもそも、旧シリーズと完璧超人始祖編は、正直言って別物なので、一概には言えないのですが、完璧超人始祖編に限って言うと、私は、扱われているテーマ/関係性そのものが大好きです ・ かつて夢見た理想と現実のギャップ ・ 袂を分かった友人たちとの関係性 ・ 道を違えた師弟の決着 などがテーマとしてガッチリ描かれていて、もうたまりません 「えっ…キン肉マンでこんなテーマを扱うの?」みたいな驚きもありましたし、その描かれ方も、スケール的には壮大でありながらも、登場人物の心の機微は繊細に描かれていて、泣けるんですよね。キン泣きです。凄いことですよコレは 先ほど書いたように、旧シリーズの「キン肉マン」は、低年齢向けです でも、完璧超人始祖編は、低年齢向けではありません いや、低年齢が読んでも面白いとは思うのですが、むしろ、現実を味わった大人が読んでこそ、非常に強く染みる作品なのです だから、「キン肉マンだから」という理由で読まず嫌いしている人にこそ、是非読んで欲しい(ただし前述のようにハードルは高い) あと、最後に注意点 キン肉マンは、「ドラゴンボール」とか「北斗の拳」と同じくジャンプ作品ですが、その大きな特徴として、「戦いは全部プロレス」というのがあります 「キン肉マン」ファンは、これはもう当然のことだと思ってるので、誰も教えてくれませんが、初めて読むとき、これは結構面食らうと思います。というか私は面食らいました。 悪魔とかが攻めてきてるのに、なんでプロレスやってるんだ?と 一応、作中でいろいろ設定はあるのですが、あまり気にしなくていいです そういうものだと思ってください。そういう作品なんです ですので、登場人物は、気功砲とか撃ちませんし、一撃で相手を殺したりもしません(一部例外はある) 基本的に、プロレス技で戦います(ただし人間には不可能な技の場合が多い) 戦いの舞台は全部、リング上です 後楽園とか、東京ドームとかで戦います。荒野で戦ったりもしません というか、荒野で戦う場合でも、荒野にリングが設置されて、そこで戦います 地下からリングがせり上がってきたりします 多対一の戦いとかもありません(タッグ戦はある) あと、観客と実況とレフェリーがいます。パイプ椅子とかあります 何なら煽りVTRとかもあります 決着は、カウントとか、場外とか、そういう感じで決まります。プロレスですからね 以上、キン肉マン初心者講座でした。気になった方は是非この機会に、キン肉マンの世界に触れてみてください あと、「完璧超人始祖編」を最後まで読んだら、「本田鹿の子の本棚」の、この作品も読んでおきましょう https://leedcafe.com/webcomic/%e6%9c%ac%e7%94%b0%e9%b9%bf%e3%81%ae%e5%ad%90%e3%81%ae%e6%9c%ac%e6%a3%9a%e3%80%80%e7%ac%ac46%e8%a9%b1/

キン肉マン 読切傑作選 2011-2014

読切傑作選!!

キン肉マン 読切傑作選 2011-2014 ゆでたまご
酒チャビン
酒チャビン

2011〜2014年に発表された読み切りの傑作選とのことです。あまりこの時期のゆで先生について詳しくないのですが、「傑作」ではないとして、こちらに収録されなかった読切作品もあるのでしょうか??むしろ駄作の方が好きだったりもするので、もしあれば読んでみたい気もします。 内容は、どれも初代キン肉マンの時間軸内における、描かれなかった裏エピソードになります。正直玉石混交で当たり外れもありますが、個人的にはマシンガンズの話が一番面白かったです!! ①奇跡の救世主伝説の巻 初出:グランドジャンプPREMIUM 2014年5月号 夢の超人タッグ編の後の出来事で、他の惑星でのピンチを救います。クモのコチラスやハンマーヘッドも登場して豪華です。話としてはシンプルな勧善懲悪ものですね。 ②ベンキマン 〜失われたインカの記憶〜 初出:週刊プレイボーイ 2013年43号 超人総選挙2013で29位となったベンキマンを主人公とした公式スピンオフ。28位がジ・オメガマン、30位がサタンクロスだったので、ベンキマンで良かったと思います。エラード(ソフトクリーム)マンとして超人オリンピックのペルー予選を戦うベンキマンの物語です。前回大会の本戦出場者である銅ベルマンを倒したヒガンテマンと決勝で対戦しました。「ウンコを投げないでください!」はこの時に誕生したようです。 ③ザ・マシンガンズ空白の三日間 初出:週プレNEWS 2011年10月10日・17日掲載分 アメリカ遠征編直前、キン肉マンとテリーマンがマシンガンズを結成するに至った経緯が描かれます。初代の時にスグルが、マシンガンズ結成の経緯を「そいつはあとまわしだ会長」と後回しにしていたようなのですが、30年経過してようやく説明されたようです。わたしは、初代キン肉マンの中でも、アメリカ遠征編から7人の悪魔超人編までが最高に雰囲気も含めて好きなのですが、本作は2011年の作品でありながら、その頃のムードが如実に残っていて、好きでした。ギャグの感じや間がその当時のキン肉マンの感じで、とても楽しく読みました! ④超人血盟軍、結成秘話 初出:ジャンプSQ. 2013年12月号 同誌の6周年にちなみ、超人総選挙2013で6位のアシュラマンを中心に据えた公式スピンオフ。もはや伝説となったソルジャーが牧師に扮するエピソードがあった当日の夜の物語です。初代オマージュのエピソードも出てきますが、作風は完全に最近のゆで先生で、ちょっとわたしの好みとは違うかな、と思いました。もっと泥臭さがあるところがキン肉マンの魅力だと思うんですよね。。 ⑤ラーメンマンとブロッケンJr. 〜恩讐の彼方に〜 本単行本の刊行に合わせた描き下ろし作品です。第21回超人オリンピックのラーメンマンvsブロッケンJr.戦直後、ウォーズマン戦前の出来事です。完全に最近のゆで先生の作風になっていて、いまいちスッと入ってきませんでした。 キン肉マンの魅力は「ダサくてカッコ悪いんだけど、でも一生懸命なところが尊くカッコ良い」というところだと思うのですが、最近の作風は「なんかカッコ良さそうなこと言ってるけど、よく読むとウワベだけで、浅くてダサい」になってしまってる気がするのですよね。。。ラーメンマンとブロッケンJr.にブロッケンマンも絡めた号泣物語で、登場人物も皆感涙するのですが、わたしには伝わってきませんでした。すいません、悪口ではないです!!!!

キン肉マン

わたしの大切なワン&オンリー

キン肉マン ゆでたまご
酒チャビン
酒チャビン

人生初マンガがこちらのキン肉マンです。こればかりは変えようがなく、わたしにとって唯一無二のマンガです。好きだった・・ 当時小1だったのですが、夏休みに毎年3週間ほどおばあちゃんちに滞在してまして、その際、すぐにやることがなくなって、マガジンラックに刺さっていたジャンプで見かけたキン肉マンにやられました・・・ たしか作中2回目の超人オリンピック決勝でウォーズマンと戦っており、ウォーズマンがキン肉マンの肩の上に乗ってエルボーを頭に打ち付けていた回だったように記憶しています。 すぐにおばあちゃんに言って、納屋に置いてあったバックナンバーを全て出してもらって、全部読み漁りました!!! その後程なくしてキン肉マンフィーバーが訪れ、寝ても覚めてもキン肉マンキン肉マン。 すでにドクターボンベくらいの年齢に達してしまったわたしですが、ちゃんと努力を怠らず友情に厚い、キン肉マンに恥ずかしくない男になれているでしょうか。 ちなみに2022年現在連載されているシリーズは、粋なことにこの初代の正当かつ完全なる続編という扱いになっており、巻数も通算されていますが、正直そこまで面白いとは思えず(試合とかが長い気がするのと、一部を除き新キャラが魅力的に感じないのと、チーム名とかが少しダサく感じるのと、セリフなども少しクサすぎる気がするのです…)購読はやめてしまいましたが、わたしにとっての唯一無二の大切な作品であることに変わりはありません(当然★5です)。

プロレススーパースター列伝

プロレスと一切接点を…

プロレススーパースター列伝 梶原一騎 原田久仁信
名無し

プロレスと一切接点を持たずに生きてきたアラサーの平成生まれが1巻を読みながら思ったことメモです。知り合いが読んでたので気になって読んでみました。 ……… 1話 表紙めくってすぐ出てくる扉絵の猪木の横顔草 タイガーマスクより段違いに読みやすいけど、1話目からデカパンみたいな黒人のずんぐりしたおっさんとは タイガーマスクといい悪役レスラー金的しすぎでは?あぶな 突然の猪木解説草 「わたしがあいたかったのは作家ではなく、空手界の大物としてのミスター・カジワラだった」 いきなりの作者登場すげえ 「ランチをおごっただけで半生を語ってくれた」 「ユーとカラテのめぐりあいを話してくれないか?」 マジで突然何が起こってるんや… 2話 観客が黒人レスラーのブッチャーを平然と「二グロ野郎」呼ばわりするのビビる… 「サンキュー・ベリマッチ!!」ジワジワくるのすこ 「ガマ電話オテナは大山倍達の20年来の親友」 マジどこからどこまで本当で嘘なのか微塵もわからん 3話 「パンチで殴るのは反則だが突きはオーケー」は正しそう 巻き藁で貫手の練習をするブッチャー 「指がくだけてもいいとこみせにゃ……」いきなり弟子力高いムーブをするブッチャーかわE 小石炒飯wwwwスピードがあれば熱さを感じないww 4話 「ああ、人間は信じられねえ!」のブッチャーいい顔してる… 5話 「アトミック・ボムズ・アウェー!!」 「千ドル……ステーキ!」😭 カール・ゴッチさんは実在してそう 今更だけど「レスラーは本物(実在)するけど、ストーリーがフィクション」という解釈であってる?猪木さんが言ってることは本当なんだろうか… 6話 大木さんのパイナップルみたいな帽子なんなの?🍍 「鉄柱に叩きつける頭脳作戦」 いうほど頭脳作戦か…??どちらかというと「頭脳作戦(物理)」じゃねえか 普通にブッチャー死んだかと思って心配しちゃった 7話 奥さんへのお土産に日本人形はセンスねえな…ありがた迷惑 普通にブッチャー可哀想……でも日本人形買うような男だしな… 「こんなにオデコもキズだらけになってるときに」草 8話 白人プロモーターも惚れるブッチャーさんのガッツ 「ゼニになればどこへでもいきますぜ」すこ ケージ・デスマッチからの「おばけカボチャ!! 人間空母、デブ世界一!!」で大草原 275kgはやばい 9話 そのオーバーオール絶対1人で着れないでしょ ブッチャー「頭にくるクソデブめ!!」草 また金的かよ そうか…突きの弱点は分厚い脂肪なんだな 肉弾重爆撃の落下エネルギーを使った首への突き 「ファイトさえありゃ、世のなかなんとかなるもんだぜ〜〜ッ!!」かっけえ… 「ファイト・マネーはヒフティティー・ヒフティーが条件だ!」 ヒフティーは草  ……… タイガーマスクと比べると漫画の技術が進化してて格段に読みやすい。 どこまで本当なのか全く判断できないとこが最高に面白い。 すでに1巻で小石炒飯なんておもしれー修行出てきたんだから続きは絶対面白いじゃん。気になる。

タイガーマスク

プロレスと一切接点を…

タイガーマスク 梶原一騎 辻なおき
名無し

プロレスと一切接点を持たずに生きてきたアラサーの平成生まれが1巻を読みながら思ったことのメモ。タイガーマスクって親世代にとっては常識みたいな作品でどんなんなんだろうとずっと気になってたので読んでみました。 ……… 物語は1967年のアメリカからスタート 子供向けに描いているためかひらがながやたら多く簡単な漢字しか出てこない まだリモコンがない頃のテレビとか割れた窓ガラスをくっつけるテープとかに時代を感じる 「対戦相手の腹の上でゴーゴーを踊る」とか「猪木とのタッグマッチ中に頑張ってる猪木を尻目にロープの上で昼寝」とか最高すぎる タイガーマスクってゴリゴリのヒールだったんだなー 虎の穴の訓練ヤバすぎて大好き ・五年半の間に2/3が死亡 ・コールタールと重油のプールで50メートルの力泳 ・猛獣との格闘 ヘタレを装って同士討ちさせるタイガーマスクさんかっこいい 説明セリフを言いすぎなのが気になる…モノローグですら説明してて違和感。これも子供向けに書いてるせい? 会場に置いてあるテーブルが足まで木製なのなんかすごい 台所のテーブルみたい ブラック=バイソンのビール瓶手刀で切ってワイングラスみたいにして飲むの最高すぎる ブラック=バイソンvsタイガーマスク 【使用した技】 ブラック=バイソン ・急所蹴り ・メリケンサック ・首締め タイガーマスク 噛みつき つま先蹴り 1巻から戦いがダーティすぎる …… 漫画の書き方がとにかく古くて読むのがすごく疲れた。 タイガーマスクが清々しいほどのヒールなのは今読んでも面白い。 けどとにかく疲れたので全部読める気がしない。