ジャズマンガの感想・レビュー39件ジャズは深くて難しくてカッコいいBLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8さいろくまず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。戦後の日本の活気スインギンドラゴンタイガーブギ 灰田高鴻名無しなんかの本で、日本の芸能界の始まりは「ジャズ」だと読んだ事があった。 少年隊とか、ジャニーズとかのもっと前の時代。 活字の本だったので、あんまりイメージできなかったけど、この漫画で当時の事がイメージできました。 僕は体験したことないけど、戦後の日本の活気やこれから復興するぞ。という熱量を感じます。 ウッドベースってなんかでかいよな。ノスタルジックな作品です。坂道のアポロン 小玉ユキ名無しアニメを見て、漫画に辿り着きました。 1960年代の佐世保を舞台にした青春ラブバンド漫画です。 全くジャズは詳しくないのですが、楽しく読むことができました。 音楽よりも、青春している学生がメインだと思います。 赤白のボーダーのTシャツは60年代ではすごく珍しいと思います。 米軍から流れてきたものなのかな? でも赤✖️白は珍しい。青✖️白はあるんだけどな。音が聞こえる漫画と話題だそうですBLUE GIANT 石塚真一starstarstarstarstar_borderゆゆゆ「BECK」といい、「デトロイト・メタル・シティ」といい、音楽漫画は、漫画なのに頭の中で音が聞こえてくる瞬間がたしかに楽しいですね。 アニメ映画化とのことで、広告がたくさんうたれているっぽい本作。 映画あらすじを先に見たせいか、一巻で高校生活を終えて、その後はジャズプレーヤーの日々が紡がれるのかと思ったら違いました。 ジャズにはまったからといって、一人でひたすら練習なんて、早々にできません。 良い意味で馬鹿です。 なりふり構わない、というか、気にしてもいない。そういう人がものすごい人物になるんでしょう。 巻末にある、未来の知り合いからの「あの人を語る」は、先を読んでないのに未来を想像させてくれて、なかなかジーンとしました。 音が聞こえる漫画は良いと冒頭で書きましたが、最初のころはサックスの音がバカでかかったようなので、音が聞こえない漫画で良かったと思いました。 想像の音しか聞こえないので、音量しかり、詳細が描写されたときは「あ、そうだったの?」というビックリ展開にもなっていて良かったです。 今なら4巻まで無料で読めるみたいなので、映画化記念にあなたもどうぞ。 映画「BLUE GIANT」スレBLUE GIANT 石塚真一名無し※ネタバレを含むクチコミです。死ぬ前に出会えてよかったです。BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8starstarstarstarstar酒チャビン映画化されるとはいえ、結構地味なマンガじゃないでしょうか?みんな知ってるんですかね??ちなみに通常の(マンガマニアではない)友人に聞いたところ、知ってる人はゼロでした。映画が出ることすらも皆知りません。世の中の損失すぎる…。 ですが超名作です。本当に面白かった。別にわたしはジャズにほぼ興味はないのですが、それでも大丈夫です。マンガが面白いです。 一応続編ものなので、まだの方は前作である無印(ただのBLUE GIANT)を読んでからにしましょう。 前作は仙台→東京の物語でしたが、今作はドイツの地方都市ミュンヘンからハンブルグ・ベルリン等を経て、ヨーロッパ中に活躍の舞台が広がります!! 一人で頼るあてもなくミュンヘンにきた主人公のDですが、周りの人々に助けられどんどん成長していきます。ヨーロッパ最大のフェスに出て名前が売れてきた後も、それらの人への感謝等を忘れない気持ちがいいですね!!!あと性格も良いです!そら皆手を差し伸べたくなりますわ!!!もしわたしの周りにいたら、わたしも銀だこでクロワッサンたい焼きくらいはおごってしまうでしょう。 特にハンブルグの楽器屋の親父(ボリス)がすごくいいです。というかキャラ全員いいですね。モーレン5の奴らは最初ちょっとイラつきましたが。 あとストックホルムの空港で連弾するシーンも泣けました。普通に学生してて出会ったとしても、多分友達になっていなかったと思えるほど性格は合わない二人が、ピアノをやっていたおかげで良いライバル・友人として精神的なつながりをはぐくんでいたのでしょうなぁ。しょっちゅう会ったり連絡したりするわけではないですが、こういう友情、良いですよね!!!わたしもピアノを始めます!!BLUE GIANTシリーズの第1弾BLUE GIANT 石塚真一starstarstarstarstar酒チャビンなんかメディア化があるらしく、コンビニでもプッシュされていたので手に取りました。 あまり期待してはいなかったのですが、面白いですねこれ!!! 最初ちょっとなんでバスケ部のやつがサックス頑張ってるのかよくわからず、お前まずバスケがんばれよと思いましたが、途中からあまり気にならなくなりました。 音楽マンガというとシオリエクスペリエンスが好きで読んでいて、あちらは皆のがんばりを応援して感動して泣ける、という感じですが、こちらはなんか燃えてきて自分もやりたい!!!と思わせるマンガです。違った魅力がありますね!!主人公の大が、少し編集王のカンパチっぽい感じがあり、そこも好きです!! 特に良かったシーン3選 ・音楽の先生と文化祭に出たシーン ・オリジナル曲のファーストノートが完成したシーン(細かい音符で作っていたのを捨ててロングトーンに変えた) ・「玉田、お前を必死で支えてたぞ」(雪祈) けっこう音楽ものは音が出ない分、マンガにはしやすいと思うのですが、メディア化(ドラマでしたっけ??アニメ??)は音が出る分、かなり絶望的に大変なチャレンジだと思いますが、すごく面白い原作なので、制作の方はがんばってほしいです。 いずれにしましても、もっとみんなに読んでほしい作品です!! 音楽を目で感じたい方は必見BLUE GIANT 石塚真一名無し絵がいい意味で暑苦しいです。なんか濃いんです。全部を4B鉛筆で書いているイメージです。 でも音楽の漫画って、音を伝えることができないので、絵の濃淡で表現しているのだと思います。 その甲斐あって、読んでいると体があつくなるシーンが多くエネルギーを感じる絵です。 音楽を目で感じたい方は必見ひたむきな情熱BLUE GIANT 石塚真一starstarstarstar_borderstar_borderママ子音楽漫画。 ジャズに心を打たれて、あきらめずひたむきに練習し続ける。 誰に教えてもらうでもなく吹き始め、河原で何時間も孤独に吹き続ける。 いつでも苦境には「へでもねーや」とはねのける。 自分を信じ続けることの大切さ、ただただ熱い、ジャズへの情熱が彼を動かしている。そんな彼に周囲も動かされていく・・・ いたるところの描写から音が聞こえてくるような迫力のある作品7巻読了BLUE GIANT EXPLORER 石塚真一 NUMBER8さいろくたまらん。 本当に、たまらんなぁ。 ブルージャイアントは読了直後の熱量がいつもいつも超高い。 今回は特に高揚感が凄かった、トリオそれぞれのプライベート、"背景"がいつもながら本当に見事だ。 本当にありがとう、ずっと続いてほしい。 ジャズっていいな坂道のアポロン 小玉ユキstarstarstarstarstarNanoアニメ見て鳥肌が立ちました。 演奏シーンが凄すぎる。作画がもう本当に綺麗すぎて度肝を抜かれた記憶がある。もう10年前なのか…。 YUKIのOPもすごく好きだったな。 アニメの話ばかりもアレなので漫画の話もすると、漫画もずっと画が綺麗です。漫画のはずなのに音楽が聴こえてくる。 キャラクターの心理描写や、昔ながらの青春がいっぱい詰まってて心が温かくなる。レコードとかめちゃくちゃエモじゃん…。 実写も悪くなかったけど、アニメが凄すぎた。また見たい。ヨーロッパ編完結BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8名無し※ネタバレを含むクチコミです。戦後ジャズの夜明けを描く、ニッポンジャズ漫画!スインギンドラゴンタイガーブギ 灰田高鴻名無し渋い…!そして痺れる…!すごいジャズ漫画が始まった気がする!! 主人公がボクっ娘なのも個人的にツボです。 ぜひこれを聞きながら読んでほしい。 https://youtu.be/zYPwxJQZTNo [メモ] 巻末にちばてつや賞の読切『しろい花』が収録スインギンドラゴンタイガーブギ 灰田高鴻名無し5巻巻末に、灰田高鴻氏が第74回ちばてつや賞に入選した読切『しろい花』が収録。 https://manba.co.jp/boards/117538/books/5 講談社のモアイでも公開中 http://www.moae.jp/comic/chibasho_shiroihana第1部を知らない&初見でスターウォーズ方式で読んでも熱い!#完結応援BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8たか※ネタバレを含むクチコミです。夢を掴む者のメンタルと熱さBLUE GIANT 石塚真一名無し※ネタバレを含むクチコミです。 大人のジャズ漫画!!スインギンドラゴンタイガーブギ 灰田高鴻starstarstarstarstar干し芋おとなの楽しめるジャズ漫画が始まった。 これからの展開にワクワクが止まらない。 訳ありな人たちの集団、戦後の混乱、そして、英語(スラング)の勉強にもなるかも? 巻末についているQRコードを読み込むと作品に関連した曲や、当時の流行りの曲まで聴けるサービスも素敵♪BLUE GIANT SUPREMEの最新話について語ろうBLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8名無し※ネタバレを含むクチコミです。戦後ジャズのワクワク感!!スインギンドラゴンタイガーブギ 灰田高鴻starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)戦後日本のジャズを描くモーニングの新連載。 戦後、魂が抜けたようになった姉が唯一反応するのがベースだったので、戦時中に姉にベースを聞かせた人物を探しに東京へやってきて、とりあえずウッドベースを人前で弾くお虎だったが…。 ジャズと戦後の空気にワクワクする! 正直めっちゃ期待してます! http://d.morningmanga.jp/viewer/1584/1556 ブルージャイアントBLUE GIANT 石塚真一名無し面白かった。日本編を読んでない人でも楽しめる!BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8aicoずっと気になって読みたかった漫画。日本編を読んでないけれど、海外編からでもおもしろい!音楽好きにはたまりません。文字が少なくて展開が速くてストーリーに入り込んじゃいます。これぞ漫画の醍醐味!音楽に賭ける夢Blow Up! 細野不二彦マウナケア主人公はミュージシャン。サックスで身を立てようとする青年のお話です。主人公を含めた音楽に携わる者たちの置かれた状況をうまくとらえて、彼らの音楽に対するスタンスの違いでストーリーを構成。うまいだけのスタジオミュージシャン、最後のチャンスに賭けるベーシスト、親の七光りのアイドル…。埋もれるのかのし上がるのか、それは技術だけじゃないし心意気だけでもない。自分の才能を信じて道を進むその悲喜こもごもが伝わってきます。それで、夢の途中というより苦労の途中、で終わってしまうのが何とも切ない。このラスト、決してHAPPYじゃないと思うのですが…。苦労してる知り合いを見ているせいで、深読みしすぎてますかね。 青春は美しい!坂道のアポロン 小玉ユキ猫あるくとても清涼感のある漫画でした。高校編は儚い青春の形を爽やかに、丁寧に描いているのですが、終盤のテンポが早い展開におどろいたけれど、しっかりと最後は最高の形で締めてくれたと思います。小玉先生の描く女の子がものすごく可愛い。漫画読まない人におすすめBLUE GIANT 石塚真一名無しすごく流行ってたので手にとるのが遅くなったけど、人気でるのがわかる作品でした。漫画の軸としては王道で、読みやすいことこの上なし。それでいてメインテーマに「ジャズ」っていう良い意味でnot popular?なところを選んでるあたり最高だと思った。 若い世代なら新しいものとして素直に頭に入るし、ある程度上の年代なら懐かしく思い出すこともできるテーマじゃない? 漫画なんか読まないっていう人にこういう正統派な漫画を読んでほしいもんです。<<12>>
まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。