気象マンガの感想・レビュー5件過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐための『BLUE MOMENT』BLUE MOMENT ブルーモーメント 小沢かな 荒木健太郎starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 災害に立ち向かう気象予報士たちの物語。 <ここがオススメ!> 生きるために、災害の被害を最小に抑えるよう、知識を活用する。 過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐ。 それが、人間の重要な営みであることを強く実感する作品。 全巻通じて、悲しみと切なさでいたたまれない気持ちになる部分はありつつも、人の強さと優しさを感じる。 おざわかな先生のこだわりの「青」の美しさとも相待って、余韻に浸りまくってしまう。 完結巻である3巻の先生のあとがきを読んで、再び涙が出そうになる。 皆様も最後までぜひ。 <この作品が好きなら……> ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・海猿 https://manba.co.jp/boards/104642 ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398きみは天下のお天気お姉さんお天気お姉さん 安達哲かしこお天気お姉さんこと仲代桂子はその美貌で世の男たちを虜にしているが、性格は凶暴である。下着姿でテレビ出演することなんて屁でもないし、ライバルの女子アナを性奴隷にするほど奔放だが、誰も彼女には逆らえない。むしろ崇拝してしまうのだった。 ほとんどが無茶苦茶な内容で完全に度が過ぎてるのだが、それでも私が桂子さんのことを不快に感じることはなかった。それがなんでかっていうと最初の方でのエピソードでこんなのがあるからだ。 ライバルの策略によって自分の人気がなくなったと思い込んでショックを受けた桂子さんは「お天気お姉さんを辞めてお茶汲みでもするワ」と言い出す、しかしそれを聞いた高校時代から桂子さんと因縁の関係にある山岸君が心の中でこう思うのだ「”女っておもしろいこと考えるな”男が女を尊敬するのはこういう時だけだ 男のマネなんかしなくていいんだ 男の予想範疇で動かないでくれ…!」そして叫ぶのだった「きみは天下のお天気お姉さんなんだぞーーーーーッ」と。 こういうのって現代の価値観でいうとアウトなんだろうか?でもなんか私も山岸君と同じ気持ちになるんだよな。でもラストで2人がああいう関係になるのはよく分からなかった…。む、難しい…!BLUE MOMENT ブルーモーメント 小沢かな 荒木健太郎む空の仕事で研究者と助手のボーイミーツガールなのでロマンチックになる場面もあります。 が!台風とか天気とかは深く掘ると難しいですね! 有識者が読むとまた違った印象になるのかも。 天気予報士が国家資格なわけです。 じつは人命にかかわるんですね…。 気象災害は確実にこれからも増えるんで、研究者にスポット当てられるのも頷けます。漫画版の感想天気の子 新海誠 窪田航mampuku 映画はこれまで2回観に行ってめっちゃ泣きました。君の名は。より好きなやつ。無事に映画版を自分のなかで消化できてきたところでどうにかコミカライズ版にも手を伸ばすことができました。 映像で見た記憶通りの構図がところどころ出てくるあたり、小説や脚本ではなく絵コンテ(あるいは映像)を参考に描かれていることが伺えます。ストーリーはまだ序盤ですが原作通り。ディテールに違いがあるものの漫画的にテンポよくリメイクされてると感じました。 元の新海映画のような緻密な背景の描き込みがない分、ストーリーとキャラクターに注視できるではありますが、せっかく「ヴィンランド・サガ」や「波よ聞いてくれ」など月刊誌でしか読めないと思わせる密度とクオリティの漫画が載っているアフタヌーンでやるからには、『映画の背景美術には負けねぇ…!!』みたいなアツいコミカライズも見てみたかった気もします。笑 映画も含めた作品の内容に触れだすと一晩は軽く語り続けることができるくらいテンションがあがっちゃうのでやめておきます BOYS BE世代向け?ぴーかん! 玉越博幸mampuku 玉越先生といえば「BOYS BE」シリーズ(私は世代的にどちらかというとラブひななんですが)。それ以外の、とりわけ最近の作品は全然読んでないことに気づいたので古本で見かけた折購入。 古臭かったり画力が低下したりというのはある程度覚悟していただけに、危惧していたより遥かに「萌えれる」絵柄で驚きました。さすが一時代築いたプロの実力。さすがに元いたマガジンでやれる水準ではないですが、オッサン向け雑誌のお色気担当としてはかなりイケてる方じゃないですかね。 内容はまぁ、表紙見て想像した通りです(笑)
<ログライン> 災害に立ち向かう気象予報士たちの物語。 <ここがオススメ!> 生きるために、災害の被害を最小に抑えるよう、知識を活用する。 過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐ。 それが、人間の重要な営みであることを強く実感する作品。 全巻通じて、悲しみと切なさでいたたまれない気持ちになる部分はありつつも、人の強さと優しさを感じる。 おざわかな先生のこだわりの「青」の美しさとも相待って、余韻に浸りまくってしまう。 完結巻である3巻の先生のあとがきを読んで、再び涙が出そうになる。 皆様も最後までぜひ。 <この作品が好きなら……> ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・海猿 https://manba.co.jp/boards/104642 ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398