憤ったり、すねたり、思索したり、孤独に沈む性悪な猫たちは、性悪女を自覚する彼女の分身。でも、託すべき想いと託される猫との間には距離があり、両者のモノローグが交響し、静謐な詩情の世界が現れる。『さくらに風』にはこんなセリフがある。「やさしい自分であろう、やさしさを失くすまい」;と貴方が思うとき、貴方は淋しいのだ。やさしく在ろうと努めたことが、誰の為になったろう……と思うとき、貴方は傷だらけだ」。自立した女性の繊細な感情を猫のしなやかな姿態に託した鋭利な感性と詩情の世界。急逝した著者の代表作がよみがえる。収録作「出口」「性悪猫」「長ぐつ はかない ねこ」「時間の兵隊」。単行本未収録作1編と新たに発見された貴重な猫イラストを初収録!
1巻完結漫画100冊買うのでおすすめ教えてください
ゴーダ哲学堂/業田良家
性悪猫/やまだ紫
二匹目の金魚/panpanya
大人になれば/伊藤敦志
ゴーダ哲学堂は失念してました。たしかに買いたい。二匹目の金魚は所持してるので、他は買ってみます!ありがとうございます!
panpanyaいいですよね〜
わぁ!嬉しいですー!買う予定のリスト、興味深く拝見させていただきました!こちらこそありがとうございました(^^)♫
大人になれば
1988年。学校に行く子どもを見送った男は、求人誌を手に取り、ため息をつく。街を歩き、プレゼントに帽子を買った。いつもと変わらない平凡な一日・・・のはずが、男はすこしふしぎな出来事に巻き込まれていく。 一度目はもちろん二度目、三度目と眺めるほどに楽しめるシンプルで複雑な物語。言葉の(ほとんど)ない漫画。著者初の作品で182ページの描きおろしです。(自主制作マンガ)
二匹目の金魚
表題作はじめ「制御に関する考察」「通学路のたしなみ」「かくれんぼの心得」「担いだ縁起」等、著者ならではの描写が輝く19篇。日記も併収。
性悪猫
憤ったり、すねたり、思索したり、孤独に沈む性悪な猫たちは、性悪女を自覚する彼女の分身。でも、託すべき想いと託される猫との間には距離があり、両者のモノローグが交響し、静謐な詩情の世界が現れる。『さくらに風』にはこんなセリフがある。「やさしい自分であろう、やさしさを失くすまい」;と貴方が思うとき、貴方は淋しいのだ。やさしく在ろうと努めたことが、誰の為になったろう……と思うとき、貴方は傷だらけだ」。自立した女性の繊細な感情を猫のしなやかな姿態に託した鋭利な感性と詩情の世界。急逝した著者の代表作がよみがえる。収録作「出口」「性悪猫」「長ぐつ はかない ねこ」「時間の兵隊」。単行本未収録作1編と新たに発見された貴重な猫イラストを初収録!
ゴーダ哲学堂
ビッグコミックオリジナルに突如掲載され、読者の間で波紋を呼んだ「わたしを愛してください」をはじめ、心を持ってしまった性欲処理の人形が登場する表題作「空気人形」。神によって人類の代表に選ばれてしまった男の苦悩を描く「人類の代表」などを収録。凶器と化したメッセージが、読者の胸に深く突き刺さる。
伊藤敦志
panpanya
やまだ紫
業田良家