完結したマンガの感想・レビュー16034件<<564565566567568>>これは美味そうゴールデンカムイ 野田サトル名無しこりゃたまらんな単行本のおまけ漫画イッキ読み谷川史子 告白物語おおむね全部 30th anniversary 谷川史子かしこなんと30年分の作品あとがきと作者近況がイッキに読めます。本編と同じ位おまけ漫画が楽しみなタイプなので、もう夢中で読みました。あ!これ当時コミックスで読んだわ~懐かしい~みたいなのも多々あり。谷川史子先生ファン、少女漫画の4分の1スペースが好きな方はぜひぜひ!バトルヒロインものというより純粋に少年漫画神落しの鬼 菅原健二mampuku このテのファンタジー漫画がなろう系ばかりになってしまい、却って珍しくなった少年漫画然とした少年漫画です。 下品なギャグはキレがよく、絵が可愛いのでコメディタッチでもお色気シーンはそれなりに有難みがあります。 ヨーロッパ風のファンタジーに日本刀を登場させる作品は多いですが、ここまでがっつり鎧を着こんだ和装主人公も珍しいのではないでしょうか。顔に幼さはあるものの筋肉質で全身古傷まみれ、TUEEな主人公ではあるものの強さに説得力があります。純粋に少年漫画らしい漫画であるからこそ、「なろうを読み慣れた読者なら勝手に納得してくれるだろう」という甘えがないので誰にでも読みやすい作品だと思います。 一巻の時点では表紙のヒロインの戦闘での見せ場があまりないので二巻以降に期待したいです。めっちゃ哲学してる!!!!みんな生きてる 原克玄かしことある大学の生物教授であり変人〈ながつね〉と、彼に振り回されまくる助手〈ののや〉の周りにはヘンな生きものが集まってくる。 ヘンな生きものとは…例えばアル中のイカ(笑)つねに酔ってて自分の足(ゲソ)をつまみに飲んじゃう。しかもそのゲソ、実は超まずい!!! このマンガの素晴らしさは上記のような字面にすると突拍子もないギャグと無数の下ネタから、急に哲学し始めるところなんですよ~人間本来くそ袋という禅語もありますが、それでも私達〈みんな生きてる〉とながつね教授が諭してくれるんです。もう、助手ののやと一緒に号泣ですよ! そうとしか生きられない人たちハード・コア 狩撫麻礼 いましろたかしにわか映画化が間近ということで読んでみた。 「ハード・コア」の主人公の核というか、真っ直ぐさは、汚泥のようにどうしようもない行き詰まりの中でも、莫大な金銭を得ても変わらないんだなと思った。だからとんでもなく不幸だけど、惹かれる。友人の牛山も奇矯な行動をとるが、間違ったことや裏切ることはしない。ふたりの「純度」は最期まで変わらない。 だから彼らの空回りはちょっと面白くて、物悲しくて、気が滅入るけれど、胸が打たれるんじゃないかと思った。個人的には扇風機の回が強く頭に残ってる。そこまで間違ったことは書いてないはずコウノドリ 鈴ノ木ユウむ知り合いが妊婦で外野の私はそわそわしつつコウノドリなどを見て知識を得てます。しっかり調べてあるだろうしそんな大逸れて間違ったことは書いてないはず!(それでも盲信せず疑うことは大事ですが)全員が全員同じような夫婦でもないし同じような生まれ方するとも限らないし、麻疹とか梅毒とかタイムリーなテーマもちょいちょいあるので私みたいな妊婦さんの周りでそわそわするだけのやつ、見て学んで閉口して無事に生まれることを祈ろう!https://comic-days.com/blog/entry/kounodori_hushin現実がちょっと夢ある世界に見えるようになる彼女のやりかた 田所コウにわか日常生活の様々な問題を乗り越える、彼女たちのクセある「やりかた」をまとめた短編集。 面白かった。読み終わった後に「もしかしたら、あの同僚もこんなことを……」って思わせてくれる。現実世界にちょっとした夢をもたせる力がある。 個人的には自身のあられもない姿を撮り、エロ本に加工し、ボロボロの状態にして河原に置いておく、OLの話が好きだった。発想の勝利。 料理人を追い詰めるほど味が高まる!沈夫人の料理人 深巳琳子starstarstarstarstarひさぴよ沈夫人のお抱え料理人「李三」は腕は良いけど、気が弱く感情にムラがある人物。そんな料理人を沈夫人があの手この手で追い詰めます。李三は夫人の機嫌を治すため必死で料理を作り、結果として最高に美味い中華料理が出来上がります…。なんともSMチックな関係性ですが、どちらも料理への探究心があっての行為なので、不思議とイヤな感じはしません。週刊ポスト特別掲載の書き下ろし読み切りBLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8地獄の田中週刊ポスト6月2日号(5/22発売)にBLUE GIANT SUPREMEの読み切りが載っていた。 8p全部カラーで、そのあとに石塚真一へのインタビューもある。 カラーが綺麗だから読んだ方がいいと思う。奥深い「音」の世界ピアノのムシ 荒川三喜夫mampukuピアノ調律師が主人公。偏屈で職人気質(とよぶには些か人格破綻気味ですが)だが調律の腕は超一流。顧客や同業者と毎回トラブルを起こしながらもなんやかんやで解決していく。 いわゆるよくある「お仕事モノ」の一つの理想形ですね。業界の苦労話や社会人あるあるに終始せず、調律やピアノ演奏、音響の奥深さを教えてくれます。人情話も交えつつ、それに頼らず調律そのものの面白さが作品の面白さに直結しているのが素晴らしいです。 同じ職業系・技能系でも「王様の仕立て屋」「二月の勝者」「イチケイのカラス」「ハコヅメ」などにあって「戦うグラフィック。」「VSアゲイン」「はじめアルゴリズム」「響」などには無い魅力ですね。後者は後者で別の魅力で面白いんですけど 作中登場する国内最大手メーカー「アマギ」のモデルは当然ヤマハということなんでしょうが、こんなに悪役に描かれてしまって大丈夫なんでしょうか…w シスター懺悔します1ポンドの福音 高橋留美子むカロリーの高いもの食べる時、金が無いのに高級なご飯食べる時「懺悔します…」と1人勝手に呟いて食べます福本伸行先生の傑作アカギ 福本伸行しんアカギ、勝負強過ぎ!!本格戦略マンガ以上の物語マージナル・オペレーション キムラダイスケ 芝村裕吏フルカワ最初はゴリゴリのフィクションとして読んでいたけど、巻数が進むごとに 世界を取り巻く頁の問題を考えると、あながち現実味の無い話ではないのかと思った。 子供達の幸せのため子供を戦地へ送り出す主人公の葛藤がよく描かれていると思いました。͡ いいですよメタモルフォーゼの縁側 鶴谷香央理名無しおばあちゃんがBL読んで 「あら~~」ってなる。ほのぼの。モーニングにて連載再開!まどからマドカちゃん 福田泰宏名無しまどからマドカちゃんが今週のモーニングで連載を再開。 といってもいつも通り、窓から出てくるマドカちゃんとの不思議な部屋での一幕という感じでこれまで通り。今回はスイカ割りしていた。 喋るときは来るのか、部屋の秘密が明かされるときくるのか、楽しみまさに「かわいい顔して甘くない」くらすはこ HOUSE IS WONDERLAND ねむようこにわかかわいい顔して甘くない、ねむようこ作品の「まさに」って部分だと思う。女の子は本当に可愛らしいんだけど、ただ可愛いだけじゃない。綺麗な薔薇にはトゲがあるってのとも違ってて、なんというかリアル。感情の揺れ動きとか、執着とか、あるいは無関心とか。どれもなんだかホントっぽい。そこが楽しくて、ちょっと怖い。そんな物語が宝箱のように詰まっている。 ねむようこの本領発揮って感じのとても良い短編集だと思う。 顔のめっちゃ怖い天使エンジェル伝説 八木教広にわかこの作品の次に描いた漫画が「CLAYMORE」だと知った時、とても驚いた。それくらい真っ直ぐに楽しめる青春漫画。 顔がめっちゃ怖いがゆえに最怖のヤンキーだと思われている主人公は、テンパると奇声をあげながら迫ってくる。彼はたしかに怖い! けどまぁ実際は優しい。勘違いされながらもちょっとずつ周りに彼の本質が伝わっていく、そんな漫画。思いつきのような設定を無理なく楽しく続けていった良い作品未完なのが残念雑草家族 小路啓之霧兵衛良かった点 回を重ねるごとにテンポよく進んで読みやすかった。少しずつずれつつも最後に綺麗にまとまりそうな感じがいい。映画の「わらの犬」の使い方が良かった。 総評 単行本のあとがきにも書いてあったが、最終回執筆中に作者の小路啓之が亡くなったのが残念。どういう結末で終わるのかはもう誰もわからない歌舞伎、面白いのでは!?ぴんとこな 嶋木あこむ少女マンガ好きでベターな展開にちょっと飽きてきた人に押したいマンガ。最後の方はBLマンガ!?みたいになってしまうのですけど、歌舞伎と少女マンガの融合としてはすごい楽しんで読める気がします。 盛り上がるところに歌舞伎のシーンを持ってきてあって、そのときの登場人物の心情とリンクしたりします。歌舞伎ってなかなかとっつきにくい気がしますが、確かに歌舞伎俳優を追っかける一定のファンもいるわけで。女形もやるわけだから美男も多いのかも…。全く興味なかったのに一回歌舞伎見に行ってみたいなという気持ちになってしまいます。昭和元禄落語心中の影響で落語も見に行ってみたいので両方おすすめしたい! 食べることは生きること侠飯 福澤徹三 薩美佑名無し※ネタバレを含むクチコミです。マドンナはガラスケースの中マドンナはガラスケースの中 スガワラエスコむ女の子が可愛くてどこかエロい 爬虫類うんちくもちょいちょい入ってます。小6女の子の切れ長な目がエロくてフェチ感じます、、、 フェチを感じる漫画はいいですねはいきゅーもいいけど、四谷先輩を忘れないで!詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。 古舘春一みつこ結構早めに打ち切りになっちゃったんですけどね、面白かったんですよ… ハイテンションラブコメ卓球漫画タッコク!!! 福地翼にわか「うえきの法則」福地翼の描いたハイテンション卓球ラブコメ。 10年前にした幼馴染のカコとの結婚を果たすために日本に帰国した主人公、ガクの前に聳え立ったのは「卓球告白法」という卓球狂の総理が制定した国の法律!それは付き合うためには卓球で勝てなければならず、また卓球で敗北すると強制的にカップルにされてしまう、という理不尽なものだった! 早速、ガクは「タッコク」をカコに申し込むが、カコは卓球の腕を磨きに磨いていたため、卓球で手を抜くことが出来なくなってしまっていた! ひ弱なガクは、卓球でカコに勝つために様々なライバル達と闘い、最強のカコを倒して結婚の約束を果たせるか……という話。 めちゃくちゃな設定が多々あるが、物語を通しての伏線となっていたり、作り込まれていて、とても面白い。さすが「うえきの法則」や「サイケまたしても」の作者という感じである。卓球という性質は本来的には地味なものであるが、様々な謎理論卓球の使い手が出てくるため見飽きない。ここらへんも福地翼の本領発揮という感じだ。ちゃんと少年漫画的に熱いシーンがあるのもポイント。何度も手にとってしまう中毒性のある作品だほのぼの理不尽コメディーツヨシしっかりしなさい 永松潔にわか※ネタバレを含むクチコミです。<<564565566567568>>
こりゃたまらんな