あらすじ最終決戦(ラストライブ)を終えた31と4はある場所を目指す。31の記憶は隠蔽されていた。明かされる31の過去…そして31がアイドルとして本当に成し遂げたかったこととは…。復讐しても終われない…アイドル達は終わらない――。アイドルリベンジバイオレンス、鮮烈の最終巻。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
『悪食王』のときから「この作者ひょっとしてやべぇ奴なのでは…?」と思ってましたが、思った以上にやべぇ奴でした。 31人のアイドルが殺し合う、正確には1人の主人公が他全員を殺して回るんですが、表紙とは裏腹にイキイキと、キラキラ笑顔でぶっ殺しまくるぶっ壊れっぷりがなかなかにサイコでいい感じです。WEB漫画が「より過激に」「より刺激的に」を目指すなら「これくらいはやれよ」というお手本になりそう。 何が面白いって、デスゲームやバトロワ系漫画の多くは、大量の人死にが出ても社会的に騒ぎになったり警察などの公権力に介入されることによってゲームに水を差されないように、異空間や閉鎖空間に閉じ込めてから殺し合いをさせますが、「この業界は隠蔽体質なので」の一言で済ませる強引すぎるスタイル。天才かよ!