あらすじ

※本作は、「哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~」(全6巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。昭和11年2月26日未明、青年将校らによるクーデター、いわゆる二・二六事件が勃発。決起当日、寝過ごして遅参した猪野矢一郎少尉は、遅刻者は恥と味方から射撃され戦線に入れず負傷してしまう。その後、戦況を知り、死に場所を求めて彷徨する猪野は、スペイン公使館から保護され、自決をしようとするが…。雄大なロマンとドラマチックに溢れる哀国譚!
哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~【合冊版】(1)

※本作は、「哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~」(全6巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。昭和11年2月26日未明、青年将校らによるクーデター、いわゆる二・二六事件が勃発。決起当日、寝過ごして遅参した猪野矢一郎少尉は、遅刻者は恥と味方から射撃され戦線に入れず負傷してしまう。その後、戦況を知り、死に場所を求めて彷徨する猪野は、スペイン公使館から保護され、自決をしようとするが…。雄大なロマンとドラマチックに溢れる哀国譚!

哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~【合冊版】(2)

※本作は、「哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~」(全6巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。猪野矢一郎と、スペインの駐日公使・サンチャゴは、マルセイユでアナーキストたちに捕らわれた。そして矢一郎は、フランコ将軍を憎む女に小便をかけられる。ところがそんな屈辱を受けながら、矢一郎は大声で笑い始めて…。──絶望し、死に場所を探していた矢一郎の心に何が起きたのか!? 目が離せない展開の第2巻!

哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~【合冊版】(3)

※本作は、「哀国戦争~猪野矢一郎のスペイン~」(全6巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。脱出の途中で敵兵に狙撃され死亡してしまったサンチャンゴ。それはフランコとの友情のためサンチャンゴにとって最良の死だった。そんなものは本当の友情ではないと怒る矢一郎は、サンチャンゴの娘とともにフランコ将軍にサンチャンゴの遺言を伝えにいくが…。矢一郎の壮大な物語はこれからどうなるのか、魂を揺さぶるクライマックス第3巻!