あらすじ

幕末を生きた、異端の侍大家の物語…完結! 華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。侍が大家をつとめるこの長屋、店子は揃いも揃って「ワケあり」者ばかり! 元・科人のおりん、妹の仇討ちをあきらめた百姓の才助、夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊――― かしましくも人情に溢れたここ「こはぜ町」の長屋にも、時代の変化の波が押し寄せる。江戸から明治へ―― 何もかもが変化を強いられる、激動の時。ここに、語られざる「市井の」幕末維新史がある。優しさ以上、お節介未満。ちいさな長屋の大きな人情。感動のフィナーレをとくとご覧あれ!
こはぜ町ポトガラヒー ~ヒト月三百文晦日払~ 1巻

ここは、昨日の涙も笑いに変わる場所。華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。侍大家のこの長屋、住人は揃いも揃って“ワケあり”者ばかり。過去の罪、大切な恋の終わり、親子のすれ違い、女の生きる道、自分の正義を貫くこと…… 苦しくって難しいこと全部、ここの“人情”が くるんでくれる。優しさ以上、お節介未満―― ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ!

こはぜ町ポトガラヒー ~ヒト月三百文晦日払~(2)

ここは、耳をすませば人情が聴こえる町。華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。侍大家のこの長屋、住人は揃いも揃って“ワケあり”者ばかり! 元・科人のおりん、妹の仇討ちについえた百姓の才助、夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊――― 一人で思い悩んでも埒あかぬこと、答えはこの長屋が知っている。優しさ以上、お節介未満。ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ!

こはぜ町ポトガラヒー ~ヒト月三百文晦日払~ 3巻

幕末を生きた、異端の侍大家の物語…完結! 華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。侍が大家をつとめるこの長屋、店子は揃いも揃って「ワケあり」者ばかり! 元・科人のおりん、妹の仇討ちをあきらめた百姓の才助、夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊――― かしましくも人情に溢れたここ「こはぜ町」の長屋にも、時代の変化の波が押し寄せる。江戸から明治へ―― 何もかもが変化を強いられる、激動の時。ここに、語られざる「市井の」幕末維新史がある。優しさ以上、お節介未満。ちいさな長屋の大きな人情。感動のフィナーレをとくとご覧あれ!