あらすじ一ノ瀬双葉・萌咲いちご・小花鈴のによる新人声優ユニット『イヤホンズ』。ユニットメンバーのソロ活動が増え、暇なのは自分だけだったとしても頑張る―――。それが声優! 現役声優でもあるあさのますみと『ハヤテのごとく!』の畑健二郎が贈る、知られざる声優のリアルな日常を描いた名作、ついにフィナーレ!!
主人公は学校を出たばかりの新人声優が頑張るおはなし。声優さんには色々なキャリアの人が居て、若くしてベテランの女の子や、社会人でOLをやめてから声優になった人など、さまざまなタイプがいて面白いです。収録する部屋はコの字型の椅子の配置になっていて、画面が見えやすい真ん中が大御所声優の位置になってたり、意外と上下関係はあるんですね。 あと、読んで思ったのはラジオの大変さ。最近は声優のラジオなども当たり前になってきましたが、トークがうまい人ばかりではないと思うので、新人でいきなり抜擢されたりしたらネタ帳を書いたり本当に大変なんだろうなと思いました。 友人などの身の回りの日常や、売れない悩みだとか、努力の過程などがコミカルに描かれていて、声優という職業を応援したくなる作品です。