あらすじ【フルカラー版!】「私、なんのために頑張っているんだっけ…」。育児も家事も私ならやれる、そう思っていた頑張り屋な主人公“わたし”。だけど実際に子どもが生まれてみると現実は大違い。大人気イラストレーター・やまもとりえが贈る「わたし達らしい子育て」を巡る物語。十人十色の夫婦と子育てのカタチ、それぞれの「幸せ」を考えてみませんか?
読んで、俺か?と思ったくらい既視感が強かったです。 母親は子供を産むと否が応でも変わらないといけないのですが、 父親側って中々そう思えないところとか。 実際、変わらないところとか。 経験してみないとわからないところとか。 言わないとわからないところとか。 あ、俺だわって思いました。 そしてこの作品の旦那さんのすごいところは、素直に改善するところ。 奥さんに対してねぎらいの言葉をかけれるところ。 気づいたところは反省して、ちゃんと家族というチームとして動こうとする姿勢は感服しました。 純粋に見習いたいです。 また、頑張るところは人それぞれで、例えば本作の主人公は料理が好きなので、料理は手抜きをしたくないとかあれば、それは我慢しないという方法論も教えてくれたのが良かった。 全部が手抜きだと罪悪感がマッハで、自分を卑下しがちになるので、メリハリが重要ってことですね。 最後の後輩くん夫婦のやりとりもよくて、ホントにいろんな子育て夫婦がぶつかる壁のようなものの対処の仕方を教えてくれるので、全夫婦が読んで欲しい。