あらすじかつて人類を救った勇者の孫娘・サクラコと、勇者に敗れ全てを失った魔王の娘・ダクネ。二人が向かった「華の砦」の地下神殿にいたのは、長きにわたり魔王の帰りを待ちわびる水の巨人だった。新たな主を求める巨人の体内に取り込まれ、身も心も魔王に変貌したサクラコは、激高するダクネを目の当たりにして正気を取り戻す。一方、王女の矜持を傷つけられたダクネは、サクラコの代わりに巨人に取り込まれてしまう。「大切な人を救いたい!」。強い想いで巨人に挑むサクラコは――!?
タイトルの通り勇者の孫(右)と魔王の娘(左)が偶然であってなんやかんやで一緒に旅することになる話です。魔王は勇者に殺され、人間が魔族に戦争で勝利したという因縁があるみたいです。 種族は人間と魔族というざっくりした区分しかなく登場人物も多くないのでライトな読み口ですね。いかにもライトノベルって感じではあります。 とにかくデッサンとデフォルメがアニメばりに崩れず正確なところは「この美術部には問題がある!」や「リゼロ」シリーズを連想します。コミカライズ向きってことなんでしょうね。これだけ上手い人の漫画はそれだけで何度でも繰り返し読みたくなります。