あらすじ

明の修業成功の陰で、“もう一人のトマ・ロック”の魔の手がロック社に伸びる。明とメーティスは帰るべき場所を失い、ロック社からのバックアップも望めない。シヴァが放った凶悪な追撃者たちからの、命がけの逃走劇が始まる――!!
AUTOMATON 1巻

とめどなく進化する暴力の技術。混沌の時代が、ヒーローを生んだ。/そう遠くない未来の日本。高校生・明(あきら)は先行きが見えない居候生活を過ごし、自らの夢を諦め始めていた。一方、世界的なロボット企業・ロック社のCEOであるトマ・ロックは、何年もかけて準備段階にあった計画を実行に移そうとする。狂い始めた世界に救いをもたらすべく開発したのは、戦闘機体「オートマトン」。両者の出会いが、物語の始まりとなる。

AUTOMATON(2)

石油掘削施設での人命救助のさなか、襲来した謎の“怪物”。圧倒的パワーに翻弄される明の前に、思わぬ助っ人が現れる!そして、トマ・ロックが語る“シヴァ”の目的と、目前に迫る“人類の危機”とは……!? 急転直下、世界は混沌へと歩み出す――。

AUTOMATON(3)

目の前で起きた惨劇。人の命が、掌からこぼれるように消えていった。あの日の父と同じように……。自らの無力を痛感した明が、治安が崩壊した危険な街で、パトロール修業をスタートする!! 強くならねばならない。少年が決意を固めた時、地獄の夏休みが幕を開ける――。

AUTOMATON(4)

明の修業成功の陰で、“もう一人のトマ・ロック”の魔の手がロック社に伸びる。明とメーティスは帰るべき場所を失い、ロック社からのバックアップも望めない。シヴァが放った凶悪な追撃者たちからの、命がけの逃走劇が始まる――!!

AUTOMATON(5)

ロック社がシヴァに乗っ取られた。明とメーティスはトマ・ロックの幽閉場所を特定するが、シヴァの手の者から襲撃を受ける。オートマトンが使用できない絶体絶命の状況で、二人に死の足音が近づく――。AIと人類の関わり方を問うSFサスペンスアアクション・最終章!