あらすじ

「貴方がそそのかしたんですね。吾希(あき)くんは僕のなのに…ッ」正美(まさみ)と会うことをやめ、両親と和解し、学校での態度も改めた吾希。吾希の変化を受け入れられない正美は、行き場のない感情を爆発させ――
耽溺モラトリアム1巻

「僕に身をゆだねて…嫌な事の忘れ方―教えてあげる」校則違反のバイト中、ピアノ講師・正美(まさみ)と知り合いになった吾希(あき)は、家にも学校にも居場所がなくて、正美の自宅兼ピアノ教室に入り浸り。穏やかで優しくて…ありのままの自分を受け入れてくれる正美に好感を抱き、依存し始めていた。ある晩、父親と口論して殴られ家を飛び出し、正美の家に逃げ込んだ吾希。「君の気持ちをわかってあげられるのも、慰めてあげられるのも…僕だけだ」薬で体の自由を奪われて――無理やりカラダを貫かれイかされて!? これが彼の本性? 信じたくない――恐怖しながらも離れられない。豹変ピアノ講師×不良高校生のラブ・アディクション。

耽溺モラトリアム2巻

「忘れる…昨日のこと。全部なかったことにするから、アンタも忘れろ」正美(まさみ)にオカされ傷ついたのに…居場所を失うことを恐れて【忘れる選択】をした吾希(あき)。以前のような穏やかな友人関係を取り戻そうと振るまうが、ときどき正美の言動に不穏なものを感じて…

耽溺モラトリアム3巻

自分が元通りの関係を望んだくせに…女性と一緒に自宅から出てきた正美(まさみ)を見て嫉妬する吾希(あき)。「もしかして、僕のこと好き? 心臓、すごく速いけど…」衝動的にキスをしてしまった理由は――

耽溺モラトリアム4巻

「今更気付かなきゃよかった…この人は俺を好きな訳じゃない」合意の上でセックスしたけど――異常なほど自分に執着し、「好きだ」という正美(まさみ)の言葉をそのまま信じることができず…

耽溺モラトリアム5巻

「貴方がそそのかしたんですね。吾希(あき)くんは僕のなのに…ッ」正美(まさみ)と会うことをやめ、両親と和解し、学校での態度も改めた吾希。吾希の変化を受け入れられない正美は、行き場のない感情を爆発させ――

耽溺モラトリアム6巻

「これからもアンタと一緒にいたい」正美(まさみ)の全てを受け入れる覚悟で告白した吾希(あき)。想いが通じ合った後は、とろけるほどに抱き合いカラダの奥まで満たされて……