あらすじ

【好きな男子のことが何故か突然イヤになる!】小5の笙子は魚屋の息子の新田くんが好き。恋敵がいても、学校では笙子が新田くんの隣の席なので断然有利! ところがママに言われた一言で彼女の気持ちは激変…。そんな笙子が成長を遂げるオトメちっくラブコメディ! 【同時収録】NO,NO,YES
百年の恋も覚めてしまう
【好きな男子のことが何故か突然イヤになる!】小5の笙子は魚屋の息子の新田くんが好き。恋敵がいても、学校では笙子が新田くんの隣の席なので断然有利! ところがママに言われた一言で彼女の気持ちは激変…。そんな笙子が成長を遂げるオトメちっくラブコメディ! 【同時収録】NO,NO,YES
くらもちふさこ全集

くらもちふさこ全集

本誌掲載時の本文カラーを全て収録! 50年の画業をテーマでたどる、ファン待望の描き下ろし付き全集第1巻、全888ページ。【収録作品】『いつもポケットにショパン』全5巻 美しいピアノの旋律にのせて描く、恋と夢と家族の物語。雑誌掲載時の本文カラー57ページを全て再現・収録した豪華仕様。くらもちふさこ初期の名作が鮮やかによみがえります。最新画集に収録されていないカラーを含めたイラストギャラリー18ページ収録! 巻末には描きおろしのカラーイラスト&メッセージつき! タイトル文字も全集のための描きおろしです。
天然コケッコーの散歩路

天然コケッコーの散歩路

【『天然コケッコー』ができるまで】1994年から2000年まで「コーラス」にて長期連載されたくらもちふさこの名作コミックのファンブック。扉絵や予告カットなど、貴重なカラーイラストを100点以上掲載! くらもち先生によるモデル地のガイドやインタビュー、仕事場紹介、イラスト制作過程など、『天コケ』のすべてをつめこみました。 【特別口絵】そよの住む村の地図&ストーリーまるわかりすごろく
くらもち花伝 メガネさんのひとりごと

くらもち花伝 メガネさんのひとりごと

1972年「メガネちゃんのひとりごと」でデビュー以降、「おしゃべり階段」「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」など、常に一級の少女まんがを描き続けてきたくらもちふさこ初の自伝&秘伝の書。これまであまり語られることのなかったデビュー当時の別冊マーガレット編集部の様子や壮絶な制作秘話、まんがの意外な裏設定など、知られざるエピソードが満載。まんがを描く人にも読む人にも、必ず響くこと間違いなし! 読めば、もう一度「くらもちワールド」にダイブしたくなる、ファン必携の一冊。※NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の劇中まんがの原作者。
いつもポケットにショパン

いつもポケットにショパン

【甘い初恋の記憶が孤独な麻子の宝物】有名ピアニスト・須江愛子を母に持つ麻子の初恋の人は、緒方季晋こと「きしん」ちゃん!でも彼は小学校の時にドイツへ留学し、その後事故で連絡が途絶えてしまった。現在、音楽学園高等科でピアノを学ぶ麻子の夢は…?ショパンを愛する麻子が奏でるせつない初恋のバラード、第1巻!
花に染む

花に染む

比々羅木神社の息子・圓城陽大は兄・陽向、従姉妹の雛と共に弓道に励んでいた。神社の隣の畳店の娘・宗我部花乃は、陽大の流鏑馬姿を見て心を打たれて弓道を始め、現在は圓城兄弟と共に倭舞中学の弓道部で弓を引く日々。しかしある日、比々羅木神社の宝物殿から出火、その中には……!?
アンコールが3回

アンコールが3回

【仕事のために結婚したの?】ロック界のトップアイドル・二藤ようこは、敏腕マネージャーの不破類と極秘に結婚していた。それは、ようこのデビュー条件が「不破と結婚すること」だったから。素直になれないようこは、本当に不破が自分を愛してくれているのか不安になり…。 アイドルの切ない恋物語、第1巻!
東京のカサノバ

東京のカサノバ

【もう兄妹でいられない?明かされた兄の出生の秘密!】水上家三人兄妹の末っ子・多美子は、次兄・暁と一緒に寝るほどの超ブラコン女子高生。一方、妹のわがままを難なく受け止める暁は、言い寄る女が後を絶たないモテ男で、来る者拒まず。そんな暁にヤキモキする多美子。だがある日、暁が実の兄でなく、人気女優・羽生かおりの息子と知り…!?
百年の恋も覚めてしまう
くらもちふさこの良さをギュッと凝縮したような短編
百年の恋も覚めてしまう くらもちふさこ
かしこ
かしこ
ちょっと誤解しがちなタイトルだと思うんですけど「百年の恋も覚めてしまう」なので「冷めてしまう」話とはちょっと違います。けれどもストーリーとしては主人公の笙子が小学生〜大人になるまでの成長物語で、その時々で好きになった片想いの相手に何度も「冷める」からダブルミーニングでもあるのですが。そういうところもくらもちふさこらしくて面白いです。 小学生の時は魚屋さんちの新田君が好きだった笙子ですが、ママから「あの子目と目が離れてておもしろい顔してるわよねー」と言われて急に新田君のことが嫌いになってしまいます。中学生の時に好きだった広瀬君は声変わりする瞬間を聞いて嫌いになってしまいました。高校生の時は友達に紹介された宇佐美君のことを出会った瞬間から「もう会わないだろうな」と思ってたけど、笙子の本心に気づきながら優しくしてくれた宇佐美君の気持ちを知って切なくなったりしました。大人になった笙子は編集者になり漫画家のおつかいで昔住んでいた町の商店街に行きます。そこには新田君ちの魚屋があって二人は再会します。 ほとんどネタバレしてしまいましたが、あらすじを知っていても心に響く作品なのでぜひ読んでください。こんなに少女の気持ちに寄り添って描けるってすごいです。あんなに好きだったのに些細なことで嫌いになったり、自分の不誠実さに反省したり、誰もが経験したことあると思う。そういうことを大げさじゃないエピソードで語れる素晴らしさもある。現実の人生って細やかなことの積み重ねだから、そこを汲み取ってくれることがとても嬉しいんです。 この短編の為に作られたような一冊ですが、その判断はめちゃくちゃ正しいと思います。