「…なんでそんなに俺にかまいたがるんだ…」金さえ貰えれば誰とでもねる、主人公・澤木駿。可愛い顔の駿には、客が多くいる。そんなある日、駿に声をかけてきた見知らぬ男がいた。彼は、なぜだか駿のことを知っており、学校にまでに駿のことを探しにきていた。客だと思いこんだ駿は、勘違いで関係を持つが、一途な彼の愛に癒され、惹かれていく――……。綺麗な絵柄と丁寧な心理描写、そこはかとなく漂う切なさに、最初からひきこまれていきます。お楽しみください!
「俺、明日も屋上にいるから。」黒髪の男は妙に、駿に構いたがった。お前には覚えがない無いと言うと、さびしそうな顔をする。駿は名前も知らないこの男がどこか気になり、気付くと約束の屋上に向かっていた。その途中、上級生に呼び止められ、見せられたのは昨日の黒髪の男との情事を写した写真。無抵抗の駿をはがいじめにし、上級生たちは駿の身体を弄んで…!?
「俺がお前を買ってやる」黒髪の見知らぬ男に心を許しはじめている駿の様子に、三上は焦りを感じていた。しまい込んだはずの駿への気持ちを抑えきれずに…。
「あっやめ…触んなっ」駿の抵抗かまわず三上は強引に求めようとする。三上の本気の想いに駿は心揺れるが…―。「好きな相手いるの?」三上に聞かれてとっさに思い浮かぶ顔は―。
男は駿の最奥を求め、愛しさを持て余すかのように激しく突き上げる。乱暴だが無垢なその愛を受け止めるように、駿は愛しい男の名前を呼ぶ。今まで感じたことのない想いと快感に駿は…。しかし、幸せな時間も束の間、駿のケータイが鳴り…。
無理矢理身体を剥かれ、辱められる駿。朦朧とする意識の中でコジローへの想いを強くするが―!? 身体を重ね、心を重ね、あたたかさを知り、夢みたいに幸せだった。ずっと一緒にいたい… ―駿の想いは叶うのか?