あらすじしか子とだまえはいつも一緒のお友達、同級生ははらじにぱなまくんetc.、そして新キャラのタツオやブ太も加わり!? いろいろ“角が立った”セルフパロディ漫画、まさかの第2巻! 特典記事では作者偏愛の「GJ8マン」、「愛ガイア」に迫る!? 更に秘蔵の「神のちからっ子」原書を所収!! これが、さくらももこが愉快に描ききった、永遠のズッコケワールド!! ※付録の「特製シールセット」はイラストのみ収録しております。
実はちびまる子ちゃんのマンガ版は読んだことないから比較はできないのですが、こちらはかなりシュールな作風になっていて、ナンセンスマシ、毒マシの内容になってます。 めちゃ面白いですね。ちびまる子ちゃんを知らなくても(そんな人テレビもない田舎出身でない限りいなそうですが)楽しめると思いますが、知ってるとより楽しめることは間違いないと思います。 まる子の代わりに主人公がしか子が担当しているのですが、自分に自信がなく、おどおどしていて、めちゃ卑屈でMっ気たっぷりです。周りのキャラはそんなしか子に優しく接しようともせず、ガンガンに虐げ抜いてきます。 ですが、不思議と残虐感や不快感を感じることはありません。 話と話の間に登場人物紹介があるのですが、だまちゃん(まる子でいうたまちゃんポジ)の紹介が『「たまちゃん」と違い、人の不幸を好む傾向がある。』となっているなど、だいぶシュールでこれだけでも結構楽しめます。 総合的には自信を持ってオススメできる作品だと思います。