あらすじ光彦は、気がつくと魂は46歳のままで肉体だけは高校2年生・16歳の自分に。時は1986年。高校時代は話したこともなかった未来の妻・幸子とダブル・デートをしたり、憧れだったさつきと学校をサボって街に繰り出したり。2人の女性の間で揺れ動く光彦だったが、遠い異国で起こった原発事故のニュースを目の当たりにし――。青春マンガの名手が贈る、“今”を駆け抜ける最新作第4巻!!
青春時代にタイムスリップできたら、どうする? あの子に想いを伝えたい、悪い遊びをしてみたい、真面目に勉強してみたい。 でも、あの頃と違う行動をしてしまったら今の人生は歩めない。 会社をリストラされ、妻と娘に愛想を尽かされ、風俗行ったら火事に巻き込まれもう死んだ……と思ったら高校時代にタイムスリップ。 どうせなら青春時代を取り戻そうと、憧れていたクラスメイトに声をかけてみたり、カツアゲに抗ってみたり。 世代は違うけど自分も一緒にタイムスリップしたような感覚が芽生えて、甘酸っぱいような懐かしいような気持ちになります。 自分セレクトの曲を録音したカセットテープを好きな子に渡すのめちゃくちゃエモいし甘酸っぱい……! 青春時代にタイムスリップして、あの頃できなかったこと全部やりつくして違う人生を生きてみたい。 でも、今大切にしているものを失いたくはないなあ。 大したことない人生でも愛すべきところは結構あるのかも、と気づかせてくれる作品でした。