相手が事後かどうかわかる不思議な力を持っている男・手賀は、同じ会社に勤務する後輩・宮ヶ崎が、毎日違う相手と一夜を共にしていることを嫌悪していた。ある日、友人が経営するハプニングバーで飲んでいた手賀は、目隠しをされ、プレイ部屋に投げ込まれてしまう。抵抗する間もなく、弄られていく身体……。そんな手賀に手を差し伸べてくれた人がいたが、目隠しをしていたため姿は見えない。ただ、握られた手と唇の感触だけは覚えていて――…。 ※「miere」7月号vol.1(2017年配信)に掲載しているものと同じ内容になります。