出張中の桐生の帰りを待つ蝶子。独りの夜は長くて、寂しくて…。拒んだはずの彼のぬくもりを求めて、桐生の寝室で、桐生の匂いに包まれて、切ないカラダを慰めるが…。ドM患者に慕われるドS看護師・蝶子は、こん睡状態の父親の高額な医療費のために、年収だけで選んだ男との見合いを決意する。「ケダモノに身体を差しだすくらい…」そう思って、相手の顔も名前も知らないまま臨んだ見合い当日。現れたのは、女癖の悪さで有名な同じ病院で働くケダモノ外科医・桐生だった! 「前からあんたに興味あったんだよね。そのお高くとまった女王様ヅラをゆがませてみたいって」ドSとドSの偽装結婚、いったいどうなる!?