あらすじ

自ら人生を終えたはずだった水上素直・25歳。なぜか成仏できずに、昔の仲間大河内さんの前に出現。 生きているということ、生きているからこそできること。生と死と愛の狭間で、人は何を思う──。
リブラブ livelove(1)

水上素直・25歳。恋とか仕事とか、自分なりに頑張ってたつもりなんだけど、どうやっても全然うまくいかない。だからもう、人生を終えることにしたんだ――。大人の純愛を描いて大ヒットした「ふれなばおちん」の小田ゆうあ、最新作!

リブラブ livelove(2)

自ら人生を終えたはずだった水上素直・25歳。なぜか成仏できずに、昔の仲間大河内さんの前に出現。 生きているということ、生きているからこそできること。生と死と愛の狭間で、人は何を思う──。

リブラブ livelove(3)

生きていた頃の恨みを晴らしたい――。これこそが、ユーレイとなった者の正直な気持ち。いじめの首謀者だった同僚のことが許せない! 私は怒ってるんだ! 水上素直・25歳。黒い心が爆発して――。

リブラブ livelove(4)

大好きな大河内さんが悲しんでいる。単身赴任中の旦那さんに浮気疑惑が浮上したから――。水上素直・25歳。私はユーレイだけど、気持ちは生きている。好きな人が悲しむのはイヤ。私になにができる? 何をしてあげられる?

リブラブ livelove(5)

好きな人のことを想うと心が動く。胸がじんわり熱くなる。水上素直・25歳。いま目の前に、大好きな「リブラブ」の弾がいる。話したい! 触れたい! 生きてさえいれば叶った!? ユーレイの自分が恨めしい――。

リブラブ livelove(6)

水上素直・25歳。どうして私は死を選んだのだろう。生きていたら、あれもこれもできた、したかった。「いま」がツラくても逃げなきゃよかった。大好きな人を前にして心からそう思う――。

リブラブ livelove(7)

生きてるってことはただそれだけで素晴らしい! ってことに、死んでから気づいた私、水上素直・25歳。いま、死んじゃいたい、って思ってるみんなへ――。生きてさえいたら、笑える日が絶対来る! 本当だよ――。ラストを見届けたいすべての人へ贈る完結巻。