あらすじ

三枝の子を堕胎し、手術後のストレスで二度と子供を生めない体になった五月。ついに、五月は三枝との別離を決意し、一人で生きていく決意をする。朋子もまた、圭介の妻が出産したことを知り、彼との関係にピリオドを打つことを考える。それぞれの仕事を励ましあい、相手を待つだけの生活から脱却しようとする愛人たちは…
愛人たち 1巻

出版社に勤める五月は、妻子ある小説家、三枝仁と恋に落ちてしまう。妻と別れるという三枝の言葉を信じ、五月は彼の仕事場に暮らしはじめた。そのマンションの隣に住むイラストレーターの朋子には、圭介という恋人がいたが、彼には彼女以外にも女性関係があった。朋子の隣には政治家秘書の妻、藤村亜紀子の愛人、劇団員の来栖貢が住んでいた。同じマンションに住む3人の愛人たち、それぞれの愛の葛藤を描く問題作!!

愛人たち 2巻

五月は出版社を辞め、マンションで三枝の帰りを待つ日々が続いていた。五月の妊娠が発覚し、結婚できると喜んでいた五月だったが…一方、朋子の恋人、圭介は浮気相手の妊娠が発覚し、結婚すると告げられる。貢は不倫相手の亜紀子の妊娠を知らされるが…!?妊娠という現実に、傷つき悩む愛人たちのそれぞれの愛とは!?

愛人たち 3巻

三枝の子を堕胎し、手術後のストレスで二度と子供を生めない体になった五月。ついに、五月は三枝との別離を決意し、一人で生きていく決意をする。朋子もまた、圭介の妻が出産したことを知り、彼との関係にピリオドを打つことを考える。それぞれの仕事を励ましあい、相手を待つだけの生活から脱却しようとする愛人たちは…

愛人たち 4巻

夫と朋子の関係を疑い始めた圭介の妻・久美は、マンションで待ち伏せし、圭介と朋子、偶然居合わせた五月に二人の関係を激しく問いただす。五月の元には、三枝の妻から無言電話がかかってくる。妊娠していた亜紀子は夫の子か貢の子かわからないまま男児を出産。子供の為、貢との関係にピリオドを打つことを決意する。

愛人たち 5巻

作家として自立する決意をした五月は、次第に三枝との関係に限界を感じ始めていた。朋子はすがりついてくる圭介を受け入れはしなかったが、なかなか気持ちの整理をつけることができない。貢はあずさとの新しい日々を過ごすことを決意する。悩み苦しんだ「愛人たち」、それぞれの選択とは!?