あらすじ虹が島から東京に出て来たあかね。期待に胸をはずませていたが、六年ぶりに会った母はすでに結婚してまり子という娘の母親になっていた。勤め先の食堂の雰囲気も冷たかった。しかし、明るく頑張るあかねの姿に、いつしか周囲の人々にも変化が現れる。あかねに好意を持ちはじめていた食堂の一家だったが、立ち退きを迫られ、あかねは仕事を失ってしまう。