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現代社会の中で続出する恐怖の事件の数々を、霊研究家・つのだじろうが実証にもとづき描く!恋人とのデートの最中に、物が壊れるイメージが見えてしまう片瀬美乃。霊魂が何かを知らせようとしている!?不安になった美乃は彼に隠し事がないかと問い詰めるが、逆に怒らせてしまい……「逢魔が時」。人の身代わりになる呪われた人形、夜に求婚してくる幽霊など、6話を収録したオカルトロマン!
現代社会の中で続出する恐怖の事件の数々を、霊研究家・つのだじろうが実証にもとづき描く!恋人とのデートの最中に、物が壊れるイメージが見えてしまう片瀬美乃。霊魂が何かを知らせようとしている!?不安になった美乃は彼に隠し事がないかと問い詰めるが、逆に怒らせてしまい……「逢魔が時」。人の身代わりになる呪われた人形、夜に求婚してくる幽霊など、6話を収録したオカルトロマン!
オカルト系の漫画?と思わざる得ないタイトル、そしてハート型の窓?からのぞく死霊に顔を寄せる女性という表紙。そんな唯一無二のセンス漂うこの作品の内容は?といえば、男女の恋愛にちなんだオカルト短編集、がその正体。そのまんまといえばそうだし、想像できないといえばそうだし、う~ん。アノ最中に物が壊れる映像を思い浮かべる女性やストリッパーの控室での出来事など大人向きの表現が多く、恋愛話が中心なのでこのあたりが”ときめき”なのでしょう、きっと。じゃあ”墓”はどこかというと、必ずといっていいほど人がお話の中で死んでいる、ことからではないかと。まあ、これは単なる私の思い込みなのですが、内容的に実話に基づく話と思っていたら「本当にあってもおかしくない」と教訓じみたオチであったり、双子の同一性の謎解きかと思えば復讐譚であったりと、タイトルの意味以外でも幻惑されっぱなし。これはこの本に目を止めた時点で、著者の特異な世界観に捕らわれてしまったのかも。どうかみなさんは惑わされないように。