あらすじ

相場は仕事熱心なあまり、デートにもいつも遅れがち。ついに山崎さんを怒らせてしまった。そんな時、総務の辻井さんが相場に近付いてきて…
マネーウォーズ(1)

オレ、相場剛。証券会社入社2年目の営業マン。証券会社の仕事って華やかそうに見えるかもしれないけど、大金を扱うからすごくハード。投資家の信用を失わないために常に情報収集が必要だ。ある日、営業本部長からの指令で「東京産電」各店30万株の仕切り(ノルマを目標時間内にさばけという厳命)が出た!しかし、対立銘柄の山村重工の情報をつかんだ相場は…!?80年代後半、バブル期から連載されたマネー劇画の傑作!複雑で難解な株式相場の裏側がこれを読めば手にとるようにわかる!

マネーウォーズ(2)

エイズの特効薬を開発中!という情報からリツカ製薬の株が大きく動きだす!大きな仕手戦に巻き込まれた相場だったが、その裏に潜む筋書きに気付いて…!?

マネーウォーズ(3)

証券マンは芸者と同じ――ネクタイにクツにだけは気を遣え!しかし、もっと大切なのは社章だ!!バッヂ一つで1億違う世界…ところが相場は社章を紛失してしまい…

マネーウォーズ(4)

篠原造船は株価も低迷し、たいした値動きはなかったが、相場の客・クワナグループが仕掛け、株価はうなぎ登りに…これでは素人だってバックに大物がいるとわかってしまう。なんとか社長を説得しようとする相場だったが…

マネーウォーズ(5)

証券会社で門前払いされていた男に、相場は東島バイオの株を買わせた。しかし、その男が総会屋のブラック・リストにのっていることがわかり、相場はあせる。その時、東島バイオの社長が現れ、次長に呼ばれた相場は…

マネーウォーズ(6)

ブラック・マンデーが起きて、相場の支店もその波を受けてしまう。沈滞したムードの中、営業のカツを入れるため、本社から派遣されてきた鮫島に相場は目のカタキにされてしまう。鮫島の派遣には、どうやら社内の派閥争いもはらんでいて…

マネーウォーズ(7)

浦和一の資産家・東町の地主の桜木のおばあさんは株は一切やらない、という話だったが、次長から命令が出て相場たちは営業に向かう。なんとか家には入れてもらったものの、相場は機嫌を損ねてしまい…

マネーウォーズ(8)

相場は仕事熱心なあまり、デートにもいつも遅れがち。ついに山崎さんを怒らせてしまった。そんな時、総務の辻井さんが相場に近付いてきて…

マネーウォーズ(9)

日々の営業に邁進する相場だったが、ある日トレーダー・サミットへの招待状が届く。日米50人の敏腕トレーダーのマネー勝負の中、なんとか上位10人に残った相場だったが…!