あらすじ

ゼロハンの免許を取った風太だったが、父親に「暴走族になんかあこがれるんじゃない!!」と猛反対されてしまう。意気消沈する風太に、星子が持ちかけた“ゼロハン作戦”もあえなく失敗…。ところが、新聞配達の幼い少年の姿を見て、風太は思いついたのだ。「見てろよ!かならずゼロハン、オレのものにするぜ!!」――自分の力で自分のものにしたバイクこそ、光と風とマシンと人が……一つになって翔べるのさ――!
風とオレたち(1)

海野風太はガリ勉でまじめ虫の高校1年生。夏休みだというのに遊びにも行かず、図書館通いの日々を送っているが、幼馴染の星子やクラスメートの堀内を見ているとだんだんと疑問が大きくなっていく。「オレの青春っていったいなんだろう……!?」バイクの免許を取ろうとしている星子の笑顔と言葉が、風太の心に入り込む。“バイクがあればいつでも、どこへでも好きなところへいける……。テストの点数よりもっと大切なものがあるのかも……”

風とオレたち(2)

ゼロハンの免許を取った風太だったが、父親に「暴走族になんかあこがれるんじゃない!!」と猛反対されてしまう。意気消沈する風太に、星子が持ちかけた“ゼロハン作戦”もあえなく失敗…。ところが、新聞配達の幼い少年の姿を見て、風太は思いついたのだ。「見てろよ!かならずゼロハン、オレのものにするぜ!!」――自分の力で自分のものにしたバイクこそ、光と風とマシンと人が……一つになって翔べるのさ――!