あらすじ

玉川台学園の期待を背負って、インターハイ予選に出場する桃子。だが、星王学園の金田からうけた右足の傷が気になって思うように走れない。「もう走れないかもしれない」と落ち込む桃子を、タクはあの海へと連れ出した!足の傷も治り、陸上大会へ向け本格的なトレーニングを再開した桃子。自己ベストタイムの12秒8に、少しでも近づこうと必死の毎日。そんな桃子を励ますチックとタクだが!?
チック・タク(1)

「オレいつも思うんだけど、どこから空でどこまで海なのかわからない。どこから大人でどこまで子供なのかもわからない。だから今を、今日を一生懸命生きるんだ!!」ケンカ大好き、バイク大好きなタクと、勉強とサッカーに熱中しているチックのふたりは大親友。そこに、海で出会ったちょっと過激なスポーツギャルの桃子が絡み…。チックと桃子はいいムードだけど、タクと桃子は会えばケンカの毎日。そんなある日、チックが星王学園のワルに襲われた!

チック・タク(2)

タクは桃子に、「走っているときのキミは、風のように美しかった」と言った。この言葉をキッカケに、桃子の心にはある変化が訪れた。ますます練習に気合が入る桃子。なのに、あろうことか星王学園の金田は、インターハイ予選出場のかかった桃子の右足をナイフで切り裂いたのだ!!チックばかりか桃子にまで手を出した金田。怒りに燃えるタクは、チックから借りたエンピツ1本を持って星王学園に乗り込んだ――!!

チック・タク(3)

玉川台学園の期待を背負って、インターハイ予選に出場する桃子。だが、星王学園の金田からうけた右足の傷が気になって思うように走れない。「もう走れないかもしれない」と落ち込む桃子を、タクはあの海へと連れ出した!足の傷も治り、陸上大会へ向け本格的なトレーニングを再開した桃子。自己ベストタイムの12秒8に、少しでも近づこうと必死の毎日。そんな桃子を励ますチックとタクだが!?

チック・タク(4)

チックとタクの声援を受けて、走り始めた桃子。心機一転、練習にも熱の入る桃子だが、そんな時に100メートル12秒4の記録を持つ星王学園のスプリンター・早瀬ユミに出会ってしまう。「絶対に勝てっこない…」気持ちばかり焦る桃子に、タクは平手打ちをしてしまったが…。いよいよインターハイ支部予選の幕が開ける――桃子は新記録を出せるのか?チックとタクとの恋の行方は!?予想外のクライマックス必見!