あらすじ

伊賀忍びの頭領の家に生まれた半蔵は、忍者としての才能を評価され若き家康の元に仕えることになった。争乱の世に生きる男たちを描いた一大戦国絵巻が今幕をあける!
半蔵の門 1巻

伊賀忍びの頭領の家に生まれた半蔵は、忍者としての才能を評価され若き家康の元に仕えることになった。争乱の世に生きる男たちを描いた一大戦国絵巻が今幕をあける!

半蔵の門 2巻

若き日の秀吉は、織田信長に仕える忍びの者だった。その秀吉が信長の命を受け、家康と半蔵の元へあらわれた。信長は人質同然の家康のことを気にかけていると言うが、信長の真の狙いとは!?

半蔵の門 3巻

ついに家康は初陣に出ることになった。家康は雨が降っているにも関わらず、寺部の城に火矢を射ることを家臣に命じる。しかし、この命令の裏には半蔵の秘策があった!

半蔵の門 4巻

今川義元がいよいよ天下を狙って、京へと兵を挙げた。秀吉を通じて信長の進言を受けた家康は、危険な先陣を自ら買って出るが・・・

半蔵の門 5巻

京へと挙兵した今川義元だったが、桶狭間で織田勢によって討たれてしまう。それによって家康は十三年に渡る人質生活が終わり、三河の岡崎城へと戻った!

半蔵の門 6巻

半蔵の妻となった女忍び、九十九は武田信玄の軍師、山本勘介の娘だった。半蔵はその義父に招かれ、武田の地へと向かうが、そこには信玄と勘介の命を狙う、強敵とび加藤が待っていた!

半蔵の門 7巻

義父を倒し、なお信玄の命を狙うとび加藤と、半蔵、九十九の壮絶な闘いはいつ終わるともなく続いていた。半蔵と九十九は妖怪とも恐れられるとび加藤を倒し、父の仇を打てるのか!?

半蔵の門 8巻

家康は一向宗の本拠地に砦を築いて、徴税をしようとしていた。ところが、それに反対した門徒たちは一向一揆を起こす!門徒である家臣たちが寝返り、苦戦を強いられる家康に策はあるのか!?

半蔵の門 9巻

家康の息子、竹千代を狙う刺客があらわれた。その男は氏真から差し向けられた、富士一の宮の宮司だった。竹千代の母である築山と知り合いだったこの男の狙いとは!?

半蔵の門 10巻

信長の天下統一の第一歩は、斉藤氏を討つことだったが、美濃攻略は困難を極めていた。中州に砦を作るという難問に、秀吉は家康と半蔵に手助けを求めるが・・・

半蔵の門 11巻

半蔵と亀甲との間に子どもが授かった。このことにより、半蔵は風魔の一族をも配下に加えることになる。しかし、半蔵に恨みを持つ当麻猿翁は、縁がための儀式を妨害しようと画策する。

半蔵の門 12巻

斉藤氏を討ち、美濃を攻略した信長は、ついに天下取りへと踏み出した!そんな中、諸国を巡っていた明智光秀は、美濃へと戻り、信長に接近しようとしていた。

半蔵の門 13巻

武田信玄は家康を暗殺するため、最強の刺客、鉢屋石雲を差し向けた。そのことを察知した半蔵は、九十九をはじめ、伊賀忍びを総動員して迎え撃つ。半蔵は家康を守りきれるのか!?

半蔵の門 14巻

半蔵の実父、浄関入道が武田の軍資金の情報を、家康のもとへと持って来た。家康は武田の黄金を入手すべく、半蔵に武田領の探索を命じるが、そこで半蔵を待ち受けていたものとは!?

半蔵の門 15巻

家康と秀吉は決死の覚悟で殿軍をつとめ、窮地に立たされていた信長を落ち延びさせた。しかし、安心したのもつかの間、鉄砲の名手、善住房が信長の命を狙っていたのだった!

半蔵の門 16巻

姉川の合戦で、ようやく浅井・朝倉連合軍を破った、織田・徳川連合軍だったが、その前には武田信玄が大きく立ちはだかっていた。家康のもとへ執拗に刺客を送ってくる信玄に、半蔵はついに暗殺を決意する。

半蔵の門 17巻

半蔵は甲斐潜入のため、近江の針売り「長助」に化けた。渾身の変化の術で、武田忍びの頭領?郎左付きの家人として潜り込むことに成功した半蔵は、信玄を倒せるのか!?

半蔵の門 18巻

信玄を討った半蔵は、太郎左を連れて岡崎へと戻るが、二人の間にはわだかまりが残っていた。そんな中、信玄の後を継いだ勝頼は遺言に反し、家康に刺客を差し向けていた!

半蔵の門 19巻

家康と築山の子、信康は実は家康の子ではなく、今川氏真の忘れ形見だった!そこに目を付けた当麻猿翁は、勝頼を巻き込み、家康、半蔵に一矢報いようと策をめぐらせる。

半蔵の門 20巻

とうとう武田を打ち破った家康だったが、喜びも束の間、本能寺で光秀が謀反を起こし、信長を倒したという悲報が飛び込んで来た。時代劇大作「半蔵の門」ついに最終巻!!