あらすじ

地区予選に出場した恭一の緒戦の相手は、綾錦と互角の実力を持つ黒竜寺学園の堂馬勝男だった。ワルとしてならす堂馬は恭一を、勉強もできなければワルにもなれない半端者として見下していた。試合では堂馬の強烈なパンチが容赦なく炸裂する。恭一は意地を見せることができるか!?
K.O. 1巻

私立青峯高校では、制服のワッペンの有無で生徒の扱いが違う。ワッペンのない生徒は落ちこぼれの烙印を押され、迫害される毎日。そんな「ワッペンなし組」の一人、沖田恭一が、ちょっとした弾みで高校ボクシングNo.1の綾錦輝に挑戦することになった。

K.O. 2巻

ボクシング経験皆無ながら、大勢のワッペンなし組の声援を背に、綾錦との試合で意外な奮闘を見せる恭一。その力の源泉は、自分たちを馬鹿にする連中を見返したいその一心だった。白熱の試合は、綾錦リードのうち最終ラウンドを迎えることになった。

K.O. 3巻

地区予選に出場した恭一の緒戦の相手は、綾錦と互角の実力を持つ黒竜寺学園の堂馬勝男だった。ワルとしてならす堂馬は恭一を、勉強もできなければワルにもなれない半端者として見下していた。試合では堂馬の強烈なパンチが容赦なく炸裂する。恭一は意地を見せることができるか!?

K.O. 4巻

恭一の前に、最強の敵が現れた。無名ながらオリンピック候補選手を瞬く間にKOして鮮烈なデビューを果たした石田健高。ボクサーだった恭一の父親のかつての宿敵で、最強のチャンピオンとして君臨した天堂錠の愛弟子だった。健高は心ならず別れてしまった、昔の恩人に恩返しするべく必勝の覚悟で大会に臨んでいた…。