あらすじ

ある病院で引き起こされた安楽死事件。延命処置を停止した医師は自らの正義を信じ、患者家族も医師をかばう。諸橋たち医療特捜部に逆風が吹く中、その風に乗って表舞台に現れたのは、諸橋が医師を辞めるきっかけを作った水沼であった――。人の死に方をめぐる、諸橋の最後の戦いが幕を開ける!!
Dr.検事モロハシ(1)

心臓外科医・諸橋正志は、自らが参加した手術の現場で、患者が死亡する医療過誤事件を目撃する。しかも担当医は、真実を遺族へ伝えず、事件の隠蔽をはかった。医師としての自分に限界を感じた諸橋は、白衣を脱ぎ捨て、秋霜烈日のバッチを身につけた! 医師と検事、2つのライセンスを持つ男の医療の正義を守る戦いが始まる!!

Dr.検事モロハシ(2)

工事現場で作業中の男性が突如倒れ、病院へ運ばれた。医師の診断は熱射病。応急処置を施し、一度は意識も回復したのだが、間もなく急変し男性は亡くなってしまった。医師の資格を持つ医療特捜部の検事・諸橋正志は薬を取り違えたことを疑うのだが…。現代医療の病巣へ、諸橋の正義のメスが鋭く切り込まれる!!

Dr.検事モロハシ(3)

ある病院で引き起こされた安楽死事件。延命処置を停止した医師は自らの正義を信じ、患者家族も医師をかばう。諸橋たち医療特捜部に逆風が吹く中、その風に乗って表舞台に現れたのは、諸橋が医師を辞めるきっかけを作った水沼であった――。人の死に方をめぐる、諸橋の最後の戦いが幕を開ける!!