あらすじ初恋転じて、人ならざる者に変身してしまった大西たつみ(40歳)。同じような元人間の「モウソウ」と「正気」と行動する中、人里離れた山中で全身毛だらけの純平君に出会う。純平君いわく「人間に見られたら死ぬ」とのこと。まさかと思ったが当の純平君が死んでしまい、事態の深刻さを思い知る。大西たちは現状を打破すべく、一計を案じる。それは人間に出会う確率の高いリスキーな計画だった。
2巻読了。 表紙のインパクトが強すぎで気になっていたけど、後回しにしていた作品。 この不気味な生物たち、見慣れてくると個性的で可愛く感じてしまったのは、私だけ!? 日々生活している中で、ある日突然こんな姿になったら、人間でも怪物でもなく、自殺することも選べず、でも、人間に会ってしまったら絶命してしまうって、何のために生きているのだろうと考えてしまう。 一日一日大切に生きていかなきゃって思った。