あらすじ

小説家の月白檀(つきしろまゆみ)は、カフェで打ち合わせ中、自分のファンだという店員の空木(うつぎ)に声をかけられる。真っ直ぐ熱い思いを語られ戸惑うが、店へ通ううちに二人はすっかり顔見知りとなっていた。ある日、体調を崩した月白を心配した担当編集の図らいで空木が訪ねてくる。19の子に看病されるだけでも複雑なのに、その上生活能力ゼロの月白をみて「お世話をさせてください」と言い出してしまい――!?
にぶくて、大人で、ダメな人。【単話売】

小説家の月白檀(つきしろまゆみ)は、カフェで打ち合わせ中、自分のファンだという店員の空木(うつぎ)に声をかけられる。真っ直ぐ熱い思いを語られ戸惑うが、店へ通ううちに二人はすっかり顔見知りとなっていた。ある日、体調を崩した月白を心配した担当編集の図らいで空木が訪ねてくる。19の子に看病されるだけでも複雑なのに、その上生活能力ゼロの月白をみて「お世話をさせてください」と言い出してしまい――!?

にぶくて、大人で、ダメな人。 第二稿【単話売】

ひょんなことから「お世話をさせてください」と名乗りを上げた小説家・月白(つきしろ)のファン・空木(うつぎ)が先生の家に通い始めて数日、二人は賞をとった作品の受賞式へと足を運んでいた。会場でフラッシュをあびる先生の姿に、住む世界の違いに落ち込んでしまった空木は偶然出会った青年に話しを聞いてもらう。そこへ追いかけてきた先生が目にしたのは、見知らぬ青年が空木を引き寄せキスをしているところで…!?