叔父の営んでいた喫茶店を継ぐ決心をした月見里桂太。その店には、“付喪神”たち――強面イケメンのアメ、ゴスロリ女装男子のココ、チャイナ服をきた美青年・蘭芳、猫耳のおじさん、美少年セディ&大和が住んでいた。そこに、かつて店を切り盛りしていた咲月も戻ってきて、桂太はこの店を再開すること決意。そんな中、店のあたり一帯が再開発のため土地の買取が進んでいると知り、店の存続のため地主・桐原のもとを訪ねる桂太とアメ。地主は昨日ひょんないきさつで、店で休んでもらった老人だった。しかも大和と同じ黒楽茶碗の付喪神たちもいた。土地を売らない条件として、「大和を返してほしい」という桐原に桂太は!? 電子限定おまけ付き!!
各巻、結構なページ数なのでお得感もあり。 その割にページ数あるとは思えないくらいサクサク読めてしまうほど内容は面白かった。 頼りなかった桂太が付喪神の協力と友情でどんどん成長していくのが読んでてワクワクしたし、この微妙な主人公を愛されキャラにする手腕は流石小鉄子先生といった感じ。