あらすじ「契りあらば 六の巷に まてしばし おくれ先立つ 事はありとも」高い能力を持ちながらも業病による苦難の後世を送り、関ヶ原で自害したといわれる悲運の武将・大谷吉継の半生を描く意欲作。親友である佐吉(石田三成)との関係、そして太閤秀吉への尽きせぬ忠義――。時代の浪漫溢れる空気感を現代の筆致で描く実力派作家・柴秋尾の大幅改稿によって戦国の世がよみがえる! ※因みに関ヶ原古戦場でとられたアンケートでは、参戦武将のうちで女性による人気は最も高かったという――。