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障害物が何もないのになぜあの道は曲がっているの……夏休みに旅行で北海道へ来た私と恋人の淳也。さっそく今夜泊まる予定のユースホステルにチェックインするため、レンタカーで「さすがは北海道!」というまっすぐな一本道を快調に進んでいった。トンネルを抜ければ目と鼻の先、という時にクルマの目の前に少女が飛び込んできた!!!しかし、その少女はクルマの中にいる私たちの間をすり抜けていった……まさか、ふたりが見たのは少女の幽霊!?ホテルについてからも少女の霊がふたりを襲う……ふたりの泊まるホテルの前には何の障害物のないのに極端にカーブした道がある。そこには、かつて慰安婦としてきた少女たちが首を吊った大きな木が植えられていたという――