あらすじ

有馬(ありま)が巳鹿島(みかじま)に急接近したことで、思いがけずひどく子ども染みた感情を抱いたことに戸惑う新田(にった)。しかも巳鹿島に「新田さんの中の僕ってどんなですか?」と問われ、改めて自身の感情に疑問を持ち始めてしまう。そんな中、敬愛する小説家・御子柴(みこしば)の初サイン会が開催されるという情報が舞い込んできて…! 一方新田に質問の答えを聞きそびれた巳鹿島は、世話係として働く御子柴の自宅で手料理を振舞っていた。そこには何故か、従兄の恵(めぐみ)の姿もあり――… AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第10話前編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。
手中に落としていいですか 第1話

やり手のゲイビAV男優スカウトマンである巳鹿島(みかじま)が狙いを定めたのは、童顔ながらしなやかな体躯が目を引く眼鏡男子の新田(にった)だった。街で声をかけ、共通の趣味を餌に新田に近づくことに成功した巳鹿島は、新田の素質を引き出すため、彼の体にエッチなイタズラを仕掛け… 「男に触られてこんなになっちゃって…」淫らに開発されて、新田はこのまま巳鹿島の手中に堕とされてしまうのか? 食えないスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ!  ※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか  第2話

やり手のゲイビAV男優スカウトマンである巳鹿島(みかじま)がターゲットに選んだのは、街でみかけた素人男子の新田(にった)だった。酒に酔わせ、童顔な見た目に反して鍛えられた彼の体を弄り…イカせ…ピュアでいやらしい反応に合格点をだすが、後日新田の職業が“警察官”であることが判明!? 交番に呼び出された巳鹿島は、このまま逮捕されてしまうのか…! 緊張がはしる中、幸運にも巳鹿島に二度目のチャンスが巡ってきて。食えないスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ!待望の第2話。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第3話

やり手のゲイビAV男優スカウトマンである巳鹿島(みかじま)に嵌められ、薬で動きを封じられたままローターで責められ何度もイかされてしまった新田(にった)。巳鹿島の本性を知り、屈辱に震えながら彼の家を後にするが、借り物のシャツを貸し出され、またもや会う口実を作られてしまう。これっきりと再度巳鹿島の部屋を訪れるが、中から争うような音が聞こえ――。清廉潔白なはずの警察官新田が、今度はSMプレイ!? 拘束され再び誰にも見せた事のない姿を引き出されていく…。食えないスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第3話! ※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第4話 前編

憧れの小説家・御子柴(みこしば)が、巳鹿島(みかじま)の友人であることを知った新田(にった)。食えない巳鹿島の本心を聞き出そうとするが、「誰にも見せたことのないような表情は、僕が引き出したい。新田さんを、僕のものにしたい」と、告白されてしまう。独占欲を滲ませ、獲物を追い詰めようとする巳鹿島と、玩具のように弄ばれていると感じる新田。並行線を辿る二人についに進展が――!? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第4話前編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第4話 後編

「欲しいものはとことん欲しがります。手に入れるまで」そう宣言する巳鹿島(みかじま)の強気な発言に、うっかりときめいてしまった新田(にった)。巳鹿島の行為を低俗だと否定しながらも、完全には拒否できないでいた。そんな中、憧れの小説家・御子柴(みこしば)から、巳鹿島がなぜAVスカウトマンをしているか聞かされる。そして、スカウト以外にも巳鹿島がAVにヘルプで出演していることを知り――! AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第4話後編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第5話

巳鹿島(みかじま)の真摯な告白を受け、次第に絆されていく新田(にった)。そんな彼のしおらしい態度に付け込み、巳鹿島は「5分だけ」好きにキスさせてと乞う。優しげなキスと愛撫を皮切りに行為は次第にエスカレート、いつも強引な巳鹿島の殊勝な姿にそれ以上触れることをついに許してしまう。とろけるような指先にアノ部分を籠絡され、理性の陥落寸前まで追い詰められて…!? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ、クライマックス! ※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第6話

ゲイビAV男優スカウトマンである巳鹿島(みかじま)に見初められ、迫られていた新田(にった)。一線を越えて以来、ふとした瞬間に生々しい感覚を思い出し、疼く体を持て余しては、自己嫌悪に陥っていた。そんなある日、大ファンである小説家・御子柴(みこしば)の本を買いに書店を訪れた新田は、有馬(ありま)という一人の男に声をかけられる。御子柴作品について熱く語る内にデジャヴを覚えるが、そこへ偶然にも巳鹿島が現れて――! AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ、待望の連載再開!! ※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第7話 前編

巳鹿島(みかじま)と共に現れた謎の男は、妖しい笑みを浮かべながら新田(にった)に問いかけた。「新田さんはアイツとどういう関係? 恋人? それともセフレ?」更には『俺の男なの』なんて宣言までされてしまった…! 男に値踏みされるように見つめられた挙句、連行された新田は、巳鹿島の家で一緒にご飯を食べるはめに。そしてなぜか巳鹿島と台所に立つことになった新田は、久しぶりにたわいもない話をし、まるで新婚のような甘い時間を過ごすが――。AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第7話前編。

手中に落としていいですか 第7話 後編

「お前らヤることはヤってんの?」 巳鹿島(みかじま)の従兄・恵(めぐみ)の登場で、夕飯を一緒に食べることになった新田(にった)。好奇心旺盛な恵に激しく詰め寄られ、巳鹿島に抱かれた過去を暴かれてしまう。しかも、そのまま興に乗って酒盛りを始めた恵は酔い潰れ… 珍しく容量オーバーした巳鹿島には、甘えるように寄りかかられ――! 寝息をたてる恵の隣で、ソファに押し倒された新田は!? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第7話後編。 ※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第8話 後編

有馬(ありま)の口から巳鹿島(みかじま)の名前が出てきたことに動揺する新田(にった)。ゲイビ男優をしている有馬は最近仕事で“ある悩み”を抱えているという。そこで「魔性のスカウトマン」として有名な巳鹿島に相談ができるよう取り持って欲しいと頼んできたのだった。力になってあげたいはずなのに、何か胸に引っかかるものがある新田。そこへ不意に現れたのは――… AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第8話後編。 ※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第9話 前編

「俺のこと、抱いてくれませんか」恵(めぐみ)の計らいで、AV男優でEDに悩む有馬(ありま)を巳鹿島(みかじま)に会わせることになった新田(にった)。二人の会話を別室で盗み聞きするハメになるが、有馬の相談は予想外のものだった――! 思いもよらない展開に衝撃を受けるが、新田の心配をよそに巳鹿島は有馬の要求をすげなく断る。ところがホッ…と安堵したのも束の間、有馬は矢継ぎ早に巳鹿島がスカウトマンとして復帰する話を聞いたと言い始め――…祝連載再開! AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第9話前編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第9話 後編

巳鹿島(みかじま)に抱いてもらえないとわかった有馬(ありま)は、新田(にった)にED治療の協力を求める。治療の拠り所になってほしいと懇願されるが、その本当の目的は――? 「巳鹿島さんのこと何とも思ってないんだったら、俺に協力してくれません?」抱かれることを諦めていないという有馬の提案に、悶々とした気持ちを抱きはじめる新田だが…。芽生えはじめたこの気持ちの正体は? 二人の関係についに変化が訪れる!? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第9話後編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第10話 前編

有馬(ありま)が巳鹿島(みかじま)に急接近したことで、思いがけずひどく子ども染みた感情を抱いたことに戸惑う新田(にった)。しかも巳鹿島に「新田さんの中の僕ってどんなですか?」と問われ、改めて自身の感情に疑問を持ち始めてしまう。そんな中、敬愛する小説家・御子柴(みこしば)の初サイン会が開催されるという情報が舞い込んできて…! 一方新田に質問の答えを聞きそびれた巳鹿島は、世話係として働く御子柴の自宅で手料理を振舞っていた。そこには何故か、従兄の恵(めぐみ)の姿もあり――… AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第10話前編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第10話 後編

「新田(にった)さんにとって僕はどんな人なんですか?」 偶然仕事帰りに巳鹿島(みかじま)と遭遇した新田は、再びその答えを求めらる。煮え切らない態度を指摘され、思わず全速力で逃げ去るが、雨のなかずぶ濡れになりながら考えるのは、巳鹿島のことばかり。『何で俺はあの人にあんな感情がよぎったのか』 そこへ傘をもった巳鹿島が追いかけてきて… 見て見ぬふりをしてきた感情が、遂に動き出す――? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第10話後編。※著者名が「又秋めい」から「くれの又秋」へ変更になりました。

手中に落としていいですか 第11話 前編

雨の中巳鹿島(みかじま)にキスをされ、メールを送ると約束された新田(にった)。今更唇に残る感触を思い出して悶々としてしまうなんて――。この関係は、本当に自分が「嫌い」と告げるまで続くのか… メールが届くの待っているのは、読書仲間としてなのか… 「終わり」にしたらどうなるのか……? 気づけば勤務中も、携帯を気にしている自分に自己嫌悪するが、そんな中またもや有馬(ありま)と巳鹿島が交番で鉢合わせて!? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第11話前編。

手中に落としていいですか 第11話 後編

警察官になってから、交際も恋愛感情もご無沙汰だった新田(にった)。巳鹿島(みかじま)とプライベートで本の感想を送りあうことになり、慣れないやり取りに戸惑いながらも、ほんの少しその人となりに興味を持ち始めるようになっていた。そんな中、有馬(ありま)が借りていた本を返しにやってくる。どこか吹っ切れたように、もう大丈夫だという姿に妙な胸騒ぎを覚えるが――。AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第11話後編。

手中に落としていいですか 第12話

5年前、高校生だった有馬(ありま)は、離れ離れになる親友に告白をした。だけどその想いが受け入れられることはなく…自暴自棄になっていたところ、手を差し伸べてくれたのが巳鹿島(みかじま)だった。自分に触れた手の感触を何度も思い浮かべて、彼に暴かれることを望んでいた。明かされる16歳の有馬と巳鹿島の過去。そして有馬に襲われた巳鹿島は――。AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第12話。

手中に落としていいですか 第13話

有馬に襲われた巳鹿島の元に駆けつけた新田。「…好きじゃないなら、消えてよ」悲痛な叫びを浴びせられ、遂に二人が対峙する――。初めて味わう焦りと絶望感、この感情の名前は…。AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第13話。

手中に落としていいですか 第14話

有馬の事件をきっかけに、巳鹿島がどれだけ自分にとって大切な存在かようやく気づいた新田。二人きりの病室で思わず溢れた涙の理由は? AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ、ついにクライマックスへ――!

手中に落としていいですか 第15話

無事退院した巳鹿島と、約束のご飯会を開くことになった新田。自宅に彼を招待して手料理を振る舞うことになり――。「本当に上がってもいいんですか?」その問いに新田は…。AVスカウトマン×エロさを秘めた純朴青年が繰り広げるドキドキのアダルトラブ第15話。

手中に落としていいですか 第16話

自宅に巳鹿島を招いた新田。「…嫌いになんて、ならないですよ」 そう告げると、彼の指先が優しく全身に触れていき――。ついに両想いになった二人の恋の終着点

手中に落としていいですか 第17話 番外編(プロローグ)

今回の主役は御子柴の愛犬グロムリン!? 巳鹿島と御子柴と恵、三人と一匹で贈るほっこりショートストーリー。「手中に落としていいですか」新章プロローグが番外編で登場!