あらすじ

時は大正――。事故で右手の自由を失い田舎へと厄介払いされた珠彦。父にあてがわれた嫁・夕月と暮らすうちに彼女の人柄に触れ、珠彦は変わっていく…。二人きりで過ごす大晦日。幸せな日々を思い描いていた翌日、夕月が手紙を残し家を出て行ってしまう。憔悴する珠彦だったが、志磨の家に彼女がいると確信し、志磨邸へ向かい…!? 大正ノスタルジックホンワカストーリー最終巻!!
大正処女御伽話(1)

時は大正――。事故がもとで母と右手の自由、父の期待を失い田舎に養生という名目で家を追われた青年・珠彦。世の中の全てに嫌気がさし、引き籠もりの厭世家となり果てていた珠彦のもとに、夕月という少女がやってきた。彼女は父が珠彦の世話をさせるため買ってきた嫁で…。大正ノスタルジックホンワカストーリー第一巻!

大正処女御伽話(2)

時は大正―――。事故で右手の自由を失った珠彦は父から田舎の別荘と金で買われた嫁の夕月をあてがわれた。家を追われ、引き籠もりの厭世家となり果てた珠彦にかいがいしく、心を込めて世話をする夕月。いつしか彼女を幸せにしたいと思い始めた珠彦だが…。そんなある夜、珠彦の前に見知らぬ娘が現れて!? 大正ノスタルジックホンワカストーリー第二巻!

大正処女御伽話(3)

時は大正――。事故で右手の自由を失い、田舎で養生中の珠彦のもとに嫁として夕月がやってきた。二人は共に生活する中で少しずつ距離を縮め、いつしか彼女を幸せにしたいと思い始めた珠彦。夕月が友人に会うため一人東京に向かった翌日、関東大震災が発生。行方知れずとなってしまった彼女を探すため東京へと旅立つ珠彦だが…。大正ノスタルジックホンワカストーリー第三巻!

大正処女御伽話(4)

時は大正――。事故が原因で右手が使えなくなり田舎へと追いやられた珠彦。そんな彼のもとに嫁となるべくやってきた夕月。彼女の献身的な働きで二人の心の距離が近づいたある日、関東大震災が発生。二人は離れ離れになるが珠彦の勇気もあって危機を乗り越える。深まりゆく二人の仲。夕月を己で守る力を得るため、学校に通い始めた珠彦の前に!? 大正ノスタルジックホンワカストーリー第四巻!!

大正処女御伽話(5)

時は大正――。事故で右手の自由を失い田舎へと厄介払いされた珠彦。父にあてがわれた嫁・夕月と暮らすうちに彼女の人柄に触れ、珠彦は変わっていく…。二人きりで過ごす大晦日。幸せな日々を思い描いていた翌日、夕月が手紙を残し家を出て行ってしまう。憔悴する珠彦だったが、志磨の家に彼女がいると確信し、志磨邸へ向かい…!? 大正ノスタルジックホンワカストーリー最終巻!!