あらすじ光希と司がパートナーを組んだ公演はブロードウェイで絶賛され、司が余命わずかだと知る者はほとんどいなかった。だが病は確実に進行し、司はある時強い発作で意識不明になる。代役として達彦が舞台に立つが、2日間目覚めなかった司は、代役が達彦だったと知ると、以降は誰もが舌をまく凄みを舞台上で見せ、最後に倒れるまで2度とその役を達彦に譲らなかった。そうして司は光希の心を奪ったまま還らぬ人となり…。ミュージカルにかけた青春の輝き、最終巻。