あらすじ南波は海辺のこの町の小料理屋「天つく」の孫娘。15歳で両親を亡くし、頑固なおじいちゃんと、兄妹同然に育った住み込みの板前の良と共に三人で暮らしている。おじいちゃんは南波と良をくっつけようとするけれど、南波は実の兄のような存在の良を異性としてみる事が出来ずにいた。ところが、この町にリゾート開発計画が持ち上がり、そんな中で南波が一目惚れしてしまったのは、事もあろうかリゾート開発を進める不動産会社の社長・辻堂で…。