まさき 輝(まさき あきら、1957年7月6日 - )は、日本の漫画家。高知県中村市出身。
急な出張で居なくなった今井の代理で社長秘書をする事になった沙季。社長はキレ者で冷血な高瀬物産の二代目。そんな矢先、今井がヘロイン密輸の容疑者として出張先で首を吊って死んだ。警察は社長を疑っている。とある事情でヘロインを憎む沙季は、「社長がもし密輸に関わっているなら私をクビにしろ、しないのなら私は警察に協力して社長の身辺を嗅ぎ回るぞ」と社長に迫る。しかし、社長は沙季をクビにするどころか、秘書として自らの傍に置き続け…。
大原由子は女の子四人の劇団「夢馬」の劇団員。ド下手な脚本で劇団としては最低だが、大手劇団の脚本家の山下哲郎は、四人の活き活きとした姿に、特に由子に光るものを感じていた。そんな矢先に由子が山下の元へ「脚本を書いてくれ」とやって来て、由子は脚本を貰う代わりに山下の劇団で一度客演する事になった。劇は大成功し、山下は夢馬の演出まで買って出る。相手は19歳で自分は32歳、13歳の年の差だが、山下は快活な由子に惚れ始めていた。
キャリアウーマンとして順調な人生を歩んでいた桐生楓は、不運にも凶悪犯として追われていた岩城兄弟の弟を自動車事故で死なせてしまった。そのショックから逃れるため、キャリアを捨て、実家のホテル「天上の森」に帰ってくるのだが、そこで待ち受けていたのは…家族との確執、運命の男との出会い、そして弟を失った復讐に燃える殺人鬼の黒い影…。波乱の運命が今、幕を開ける!!
浮気した妻に似た娘を愛せない父。その父と十数年ぶりの再会を果たした娘…。流産、夫の浮気…悲しみと絶望の果てに女が見つけた希望とは…。忘れたい過去の悪夢に翻弄されるシングルマザーの決意は…。湘南を舞台に描く波瀾万丈の群像・感動ロマン!! まさき輝が描き続けた「海岸」シリーズ、最終話!!
最愛の夫を亡くし、若くして未亡人となってしまった絵里子。娘の鈴子のために自分が父親の代わりにもなってみせる、そう決心して亡き夫の勤めていた出版社で働くことに。働いた経験の無かった絵里子だったが失敗や挫折を繰り返し、少しずつ成長していく…。同時に、編集長への淡い恋心も芽生え始めて…?
売れっ子作家の遥は、ある日音信不通だった兄の息子・悟を預かることになる。母親と見知らぬ男から虐待を受け、心と体に大きな傷を負っていた悟。彼と同じような境遇だった遥は、徐々に悟を大切に思うようになって…。まさき輝先生の描く人と人との心の交流を描いた作品。
司法機関の奥に、直接刑を執行する機関がある。暗殺―― それがファッションデザイナー・宮 桜子(偽名)に与えられた任務だった。中学2年の時に母が死刑判決を受け、彼女の人生は狂いだす。凄まじい少女期を一人で生き抜き、彼女は過去を捨てて「宮 桜子」となった。だが、そんな彼女を再び後ろ暗い世界に引き戻したのは、「法」の側の人間だった。母の命と自らの過去を人質に取られた彼女は、女の体と羅漢拳を武器に、法の暗殺者としての道を歩み始めた…!
恋人に裏切られて職を失い湘南に帰ってきた美波は、ひょんなことから金城グループ社長である荒川の娘・萌のベビーシッターをすることになる。しかし萌は、母の謎の死以来、誰に対しても固く心を閉ざすようになっていた。一方、荒川には妻殺しの黒い噂が…。
海辺の町に暮らす売れっ子作家・遥のもとに、実の母親に虐待され傷ついた少年・悟がやってきた。自らも暗い過去を背負うゆえに、恋人からの愛をも拒絶してきた遥に芽生え始める母性愛。過去に秘密を抱えた者たちが、新たな人生を歩み出した先に待つものは…。湘南を舞台に繰り広げられる激動の人生模様をドラマチックに描く愛と感動の傑作シリーズ、第1弾!!
家族を事故で失い、女に裏切られた過去を引きずる陽一の前に現れた女・香織。彼女は夫の激しい暴力から逃れ、ここ湘南の地に辿り着いたのだった。孤独な二人は互いに少しずつ魅かれあうようになるが…。湘南を舞台にした傑作「海岸シリーズ」第二章、第1弾!!