あらすじビルマ(ミャンマー)への旅を終えタイに戻った杉田クンは、まだまだ帰国する気は何もなく、次はメコン川を真っ赤に染める夕陽を見るため、皆が「何もない」と評するラオスを目指していた。ラオス、カンボジア、ベトナム――アジアの空の下で、旅人や現地に暮らす人々、そして少数民族と出会う旅を経て、杉田クンは少しずつ自分を発見していく……。読めば旅に出たくなる、アジア紀行マンガの金字塔!
彼女に振られたサラリーマンのアジア一人歩きです。 タイを皮切りに、ビルマやベトナムなどを旅する中でそこに住む人々の大らかさ(いい加減さ?)や純粋さなどの光と時に現れる過酷な現実や歴史の影が描かれます。(そして、そんな影に負けず、ひたむきに進むパワーも!!) 初めてこの本を書店で手にした時は、思わず最後まで立ち読みしたなぁ(その後、ちゃんと購入しました!) この漫画に感化され、アジアやメキシコなど旅したのも懐かしい想い出。 読んだら旅をしたくなる、そして、現地の人々と触れ合いたくなる、そんな一冊です!