死んじまった男に何の言葉が届くだろう?愛していたと墓石に告げたところで虚しいばかり。だからあたしは窓辺でつぶやく「勝手にしやがれ、クソヤロー」。愛と憎しみ渦巻くエロティック・サスペンスの真髄。
自らの欲望に目覚めていく一人の女。背徳に満ちた快楽の果てに彼女を待つものは!?めくるめく官能の宴……レディース・コミック界の巨匠・矢萩貴子が美しき筆致で性と愛の極限に迫る全5編の豪華版!