そろそろ就職を…と考えていた普通の家に生まれ、普通に育ってきた実夏の自宅に突然見たこともない執事を従えた男が「嫁をもらいにきた」と入り込んできた。男は東郷という御曹司で、その昔に父親が「娘を婚約者に」という口約束をしていていた!?その日から見違えるほど広い東郷家のお屋敷で暮らすことになった。だが身だしなみからマナーまでを口うるさい執事に詰め込まれ、まったく外に出ることができない、バイトも禁止と息苦しい生活に不満も頂点で爆発させる!が、そんなのお構いなしとばかりに東郷は執事のいる目の前で強引に抱く!私は単なる世継ぎを生む道具なの?という疑問とこれまでの不満が積もり、逃げだす実夏に東郷は…。