あらすじ

本書は1958年に刊行された単行本の完全復刻。後に『漫画家残酷物語』などで青春漫画の教祖となる著者が、それ以前に手塚治虫直系の愛らしい絵柄で描いた少女漫画。若き日の漫画への情熱をぶつけて描いた幻の傑作。※電子書籍版に「ひな子ちゃん・旅路」(解説)は収録されていません。
ひな子ちゃん・旅路
本書は1958年に刊行された単行本の完全復刻。後に『漫画家残酷物語』などで青春漫画の教祖となる著者が、それ以前に手塚治虫直系の愛らしい絵柄で描いた少女漫画。若き日の漫画への情熱をぶつけて描いた幻の傑作。※電子書籍版に「ひな子ちゃん・旅路」(解説)は収録されていません。
ひな子ちゃん・曲馬団物語
本書は1958年に刊行された『ひな子ちゃん・旅路』の続編として描かれた作品だが、未発表のまま長い間埋もれていた。著者の遺稿集『ある道化師の一日』を刊行する際に、この原稿の存在を知り、本書の刊行に至った。昭和30年代の貧しくても善意を失わない庶民の暮らしが生き生きと描かれた傑作。※電子書籍版に『「ひな子ちゃん・曲馬団物語」読本』(巻末解説)は収録されていません。
フーテン

フーテン

昭和30年代の新宿。仕事もなく金もない自らを「フーテン」と称して、その日その日を凌ぐ人たちが日本中から集っていた。漫画が描けない漫画家「ダンさん」こと長暇貧治はそんな連中の顔役で……様々な人間模様を織りまとめて描く、永島慎二の私小説風傑作シリーズ!
首

「ある瞬間の、ある人間を、自然の心でとらまえて描きつづっていく…(略)…そこから生まれる作品群は、一篇の詠嘆詩であるだろう」(あとがきより) 永島慎二の中期傑作劇画短篇集。珍しいセルフカバー作品の「殺人者たち」を収録。