あらすじ

青い空と海に囲まれた、フランスの美しい港町・カーニュ。女学校に入学したセシールは15歳の夢多きマドモアゼル。仲良くなったブリジットに誘われ、彼女の兄・モーリスに会いにカフェを訪れるが、そこで多くの仲間と出会うことに――――。金髪で甘いマスクのモーリス。画家を目指すルネ。いつも陽気なジャン。そして女嫌いを公言するピエール。何やら彼等には秘密がありそうで……!? まぶしさ一杯の青春グラフィティ、開幕!
セシール気分(1)

青い空と海に囲まれた、フランスの美しい港町・カーニュ。女学校に入学したセシールは15歳の夢多きマドモアゼル。仲良くなったブリジットに誘われ、彼女の兄・モーリスに会いにカフェを訪れるが、そこで多くの仲間と出会うことに――――。金髪で甘いマスクのモーリス。画家を目指すルネ。いつも陽気なジャン。そして女嫌いを公言するピエール。何やら彼等には秘密がありそうで……!? まぶしさ一杯の青春グラフィティ、開幕!

セシール気分(2)

セシールは、フランスの港町・カーニュのリセに通うマドモアゼル。修学旅行でパリを訪れ、自由行動の時間に彼女が一人で尋ねたのは、シャルル・カザレスという男性の家。彼は、彼女が3歳の時に別れた実の父親だった。一年前から文通を続けていたものの、残念ながら会うことが出来ず、途方に暮れるセシールだったが、友人・ブリジットの励ましで元気を取り戻す。その後、母親に事情を話し、父に会う許しを貰うのだが……!?

セシール気分(3)

セシールとモーリス。ブリジットとルネ。2組のカップルは上手くいってるように見えたのだが、ある時、セシールは気付いてしまった。自分が本当に愛しているのはルネだと――――。ヨット作りの夢を抱いて、仲間になったセシールたちだったのに、今では皆の心がバラバラに……。カフェ・ソレイユの2階で熱っぽく語り合った「あの時」は、もう2度と戻らないのだろうか……!? 他に短編3作を収録した『セシール気分』完結巻!